【芦生】トロッコ道・新スノーシューテストハイク


【行き先】 芦生・トロッコ道 新スノーシューテストハイク
【日 時】 2005年2月26日(土)
【メンバー】MICKEY・矢問
【コース】 須後−灰野 スノーシュー歩行テスト・ピストン
亀岡までは晴れていたが、天気予報通り美山から先は雪が降り出した。
知見の「八ケ峰」に3年ぶりに登ろうと登山口に行くと先着車1台。
男性と女性達が登山の用意をしている。積雪で車は1台しか駐車不可。
バックでだいぶ戻って橋の横のスペースに駐車。すごく雪がきつくなってくる。
今日はスノーシューの歩行テスト。「吹雪で展望もなく先行者のいる山はおもし
ろくない。芦生のスノーハイクに変更しよう」と須後を目指す。

須後への道はすごい積雪。除雪車が除雪してくれ、その後ろを時速5キロで走る。
須後の駐車場はこの時期はもちろん積雪で入れない。路肩のスペースに停める。
用意していると大阪ナンバーが1台きた。犬をつれて内杉谷の方へ行ったようだ。
研究林事務所付近は除雪されている トロッコ道への橋の積雪は膝まで
11:15
僕らは灰野へ向かう。八ケ峰がだめなときは、芦生の灰野から大段谷山に登ろうと
地形図も念のため持参してきたのだ。森林軌道への橋の上は膝までの積雪だ。
トロッコ道は雪に埋もれていて、誰の足跡もなく気持ちよい。
トロッコ道は膝までの積雪 雪が沢山降ってきた
MICKEYはワカンを装着。僕はMSRの新型スノーシュー「ライトニングアセント-22'」
を履いてテスト歩行。22インチモデルにおいては1,587gとクラス最軽量!。
ホホゥ、カカトが上がるのでスッスッスと歩きやすい。
橋が崩れている所は下に降りてまた登る必要がある。不安定な所の歩行テストだ。
「全方向型グリップのアルミフレームを新たに採用し、フレームとしてはもちろん、クラ
ンポンの役割をも果たすフレーム構造が特徴」と言うだけあって下りも登りも思ったより
安定している。22インチなので小回りもきく。「なかなかいいんじゃない」と後ろから
観察しているMICKEYが言う。
「こりゃ楽だな〜」と歩く僕 「斜面の登りも楽よ」とMICKEY
灰野の斜面を登ってみることにした。「ヒールリフトの装着により、かかとをサポートし、
長時間におよぶ登山中、ふくらはぎにかかる負担を軽減する」というが、ホホゥこれも
なかなか楽だ。ヒールリフトのありがたさが理解できた。つま先の出っ歯もきく。

雪がどんどんきつくなってきたので、大段谷山へも行くことをやめてピストンをすること
にした。今日は新スノーシューの初歩行テストが第一目的なのだから(^^)。

帰路はMICKEYにスノーシューを履かせた。「来るときにワカンを履いてきたので、
違いが歴然とわかる!すごく楽!安定してる!」とスイスイとスピードをあげて歩いて
いく。「斜面も登ってみるね〜」と途中にある斜面をヒールリフトを立てて登っていく
MICKEY。「おおっ、おおっ・・・・・」
「うわっ、こりゃいいわ〜。ワカンより断然楽よ!楽しい。ホントに楽しい〜」と絶賛。
「楽しい〜」とスピードをあげるMICKEY 窓ガラスが割れないように板張り

そのあと、斜面での下りや横滑りのテストもしてみた。なかなか優れものだと言うことが
わかった。「私もこれ欲しい。いいわ〜。ワカンよりホントに楽。それに思ったより軽い
のも気に入った」と。どんどんスピードをあげていくMICKEY。ついて行けない(^^;)

13:00
須後に到着。MSRの新型スノーシュー「ライトニングアセント-22'」のテスト歩行は満足な
結果だった。
次は傾斜のある岩稜地帯のこまめなターンがいる上り下りのあるところや、新雪ではない
けり込みがいる位の斜度の斜面の上り下りもテストしてみたい。

スノーシューでの浮力があるということは歩行が本当に楽だった。
カカトが上がる点では長時間歩行にはワカンよりも数段楽だということも理解できた。
雪の頃のすごい武器となりそうだ。

美山をこえると青空。北部とはえらく天気が違う・・・・。

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