【若狭】八ガ峰


【行き先】 若狭・八ガ峰(800.1m)
【日 付】 2002年 3月10日(日)
【コース】 八原登山口−八ガ峰−八原登山口 ピストン
【天 候】 快晴
【メンバー】矢問&MICKEY

登山口に朝6時に着いた。もう一寝入りと7時半まで寝た(^^;)
知見谷川は今日からアマゴ釣りの解禁で、暗いうちから多くの釣り人が糸を垂れていた。
ここは若狭と丹波の国境。昔は一塩の鯖が越え、戦前には兵隊がここを大砲を曳いてこの坂を
越えたという。昔の人は本当にすごい体力だと感心する。

左が江戸時代の石碑

7:35
知見坂の登山口には江戸時代の石碑が建っている。登り始めてすぐに直進と左とに分岐。
直進すると墓地で、テープが沢山ついている左に登って行くのが登山道。
自然林の落葉樹林帯で落ち葉と残雪のコントラストが綺麗。静かな山でうぐいすの声が
沢山する。「気持ちいいなぁ」「良い感じやねぇ」とお互いにこんな落葉樹林帯の静かな
山が好き。今日もGPSのテスト。カシミールから事前にルートを入れてある。

ややルートがずれることがあるが、一目瞭然。古い登山道と新しい登山道の違いと思われる。
1/25000地図のルートとはやや違う道がつけられて、古いのは廃道同然になっている。

スキー場跡地。建物は崩れている。スキー場ももう自然木が生えて自然に戻っている。

右手に雨量計がある。しばらく行くと左手に石柱がある。寛政の年号がついている。

落ち葉と残雪の登山道を登っていくと尾根に出る。左右に縦走路のように続いている。
山頂は東の方なので、右に進む。ここからは残雪が多いが本当に気持ちの良い雰囲気。

急な登りがあり山頂かと思えば、またその向こうに急登が続く。鉄塔を過ぎていく。
雪で隠れているが、丸太で土止めした階段状になっている様子。MICKEYのペースが速い。

8:45
「着いたよ〜」とMICKEYの声。「うわ〜、360度のなかなかの展望!!」山頂には約半分くらい
雪が残っているが、雪のない方で展望を楽しみながら朝食とした。

山頂には数本の松の木があるのみ。気持ちの良い山頂だ。「八ガ峰」の名前の由来どおり
山城、河内、摂津、近江、越前、丹波、丹後、但馬の八カ国が見渡せるという眺めの良さ。

静かな道をうぐいすの声を聞きながら下山。くるぶしくらいまでの残雪は気持ちいい。
スキー場跡に数足の登山靴が散乱しており少し気持ち悪かった・・・。

9:50
下山完了。帰りは日吉温泉で汗を流し12:30帰宅完了。早朝散歩の登山でした。

この一つ前の山行記録は「丹波高地・弥仙山」の記録です