【丹波&能勢】弥十郎ヶ嶽+囲炉裏村20周年記念式典


【山 域】 1.兵庫県篠山市・弥十郎ヶ嶽 715.1m
       2.豊能郡能勢町・豊中市立青少年自然の家「わっぱる」 
【日 時】 2012年10月27日(土)〜28日(日)
【コース】 1.出合橋西の篭坊温泉コース−ハハカベ山石標−弥十郎ヶ嶽
        −洞穴−山頂−農文塾コースで下山
      2.囲炉裏村20周年記念式典・キャンプ
【メンバー】1.ビッキー・矢問   
       2.囲炉裏村の山仲間中 男性54名 女性30名 合計84名+3名

         あおい・あっこ・アテルイ・あや・有田・えだ氏・おむコロ・薫・空っ風・ Key
         ・ kissyan・ぐり〜ん・クローバー・ゲキ・コウリ・こごせ・こまくさ・ごましお
         ・さいやん・佐野・sawa・山太・jenny・ 栞・じじ・シャラ・じゅん・助役・白髭
         ・SUMIE・smoch・大将・高やん・たけちゃん・Tacho・単独行・ちゅ−・禿羊
         ・DOPPO・どんかっちょ!・中野・なつ・バッキン・ BAKU・ papaさん・濱やん
         ・ハム・ Peak1・ピーマン・ビッキー・ pikku・ひまわり・ひむさん・風来坊taka
         ・ふっく・ 凡愚・ まえだ こ・まこっちん・まさ・まじょっ子・マスター・マユ
         ・ mayumi・まるい・光姉・みのさん・みるく・むかご・もきち・もっちー・矢問
         ・ヤマト・ゆうこ・柚・ゆっこ・ようこちゃん・よしみ・らいむ・駱駝・ ラスカル
         ・りっちゃん・RYU・りんご畑・わかば/+あずちゃん(なっちゃんのお子さん)
         ・なっちゃんの旦那様(あずちゃんを迎えに)・宗さん(差し入れに来所)

 囲炉裏村20周年記念式典キャンプが能勢のわっぱるキャンプ場で16時からある。
翌日は山行オフの企画もある。しかし、日曜日は地区の秋祭りなので早朝に帰らないと
ならない。しかも、なんてことだ・・・あいにく2日目の日曜日の天気予報は雨となった・・・。

土曜日の午前中に式典会場近くの弥十郎ヶ嶽にサクッと登り、ランチを石窯ピザの
KUWAMONPE(クワモンペ)でピザを食べてオフ会場に向かおうと、近いあっこさんと
ビッキーさんに声をかけた。あっこさんは仕事の都合で行けないとのことで2人になった。

弥十郎ヶ嶽には13年前に北からの薬師ヶ原ルートでMICKEYと登り、5年前には竹谷
ルートで
MICKEYと登った。
今日は同級生のビッキーさんと篭坊温泉ルートで登り、農文塾ルートで下山する予定。

朝8時に近くの駅でビッキーさんをピックアップ。夕方からの小屋泊まりの荷物も多い。
「用意した式典のビンゴゲーム用の商品を家に忘れてきたの・・・」とビッキーさん。
「どこか途中でまた調達すれば?」と僕。「せっかく綺麗にラッピングもしたのに」と。
篭坊温泉方面へと向かう。僕は登山靴を家に置いてきたが、この山は別に登山靴が
なくても難なく登れる山だとわかっているので、家まですぐだがそのまま行くことにした。
   
 赤い橋を渡ると篭坊ルート開始 鞍部に林道が伸びて来ている 
8:50
「県立猪名川渓谷自然公園」と大きな字があるバス停のような建物の横から出発。
少し東へと道路をあるき、赤い橋を渡って山道へ。入り口左手の川沿いの建物の木々は
ほんの少し紅葉開始。人はいない様子だが石像など多々ある。
枝が払ってあり、その意味を説明しつつ、みなの沢沿いのスギの植林帯を歩く。
イノシシの掘り返しが多い。
   
 丈山北峰(淨仙山) 「ハカカベ山」という石標 
9:35
鹿よけネットを右に見て登ると鞍部に出た。目の前に新しい林道。北にある「辻」の集落へ
辻川沿いに下る林道だろうか。「ここから左(西)へと進路を取る。帰路は右の農文塾の方
に下る予定」と僕。松が多い。右手に丈山北峰(淨仙山)が見える。
「ここは松茸山で10月15日までは入山できない山。」と僕。左の踏み跡を離れて尾根
沿いに進んでみる。「下に山頂の方から男女が歩いて来るよ」と下を見るビッキーさん。
「えらい早い登頂だなぁ。どこから登ったのだろう」と僕。

「ハカカベ山」という小さな石標のピークらしくないピークを過ぎてこれまた吊り尾根ら
しくないミニ吊り尾根を通る。シカの寝床があちらこちらに点在している。
   
これがミニ吊り尾根? 弥十郎ヶ嶽 山頂  715.1m
10:30
弥十郎ヶ嶽 山頂。誰も居ない静かな山頂。晴天で気持ちよい。肌寒いので上着を着る。
13年前に山頂の表示板の右側にあった古い方の表示板の板がベンチのように
並べられていた。日陰になっているそこに腰を掛けて一休み。

北に見える三嶽や小金ヶ岳、西には高城山も綺麗に見える。
今日はランチなどは下山後に食べる予定なので飲み物と雨具しか持参していない。軽い。
ビッキーさんからクッキーを貰いしばしの休憩。畑市の方から1人の男性が登って来た。
   
 三嶽方面 高城山方面 
このまま下っても早すぎるので、少し畑市側に下った洞穴に行くことにした。
13年前の淡い記憶だが、下り始めると右の尾根と左の谷筋への分岐。男性が尾根側から
1人来たが良く地形図を見て僕らは谷筋へと下った。また分岐。地形図を見る。
「こんなに下ったところだったかなぁ」「これをまた登って戻るのよねぇ・・・」
「もう少し行って無かったら戻ろう」
   
 洞穴 洞穴の内部奥 
 11:05
「よかった〜!洞穴があったよ!」13年前、周囲はとても沢山の蔓植物があったのに
いまはスッキリとボウボウだった下草までもが無くなっている。ここもシカ害なのだろうか。
「中に入ってみれば」とビッキーさんに言う。おそるおそる進むビッキーさん。
しばらくいろんな角度で写真を撮り、戻ることにした。

11:35
再び弥十郎ヶ嶽の山頂。誰も居ない。先ほどと違い、少し薄い雲が出始めた。
「ここから下山はビッキーさんが先頭で。地図と来たときの記憶で分岐も注意して」と僕。
「頑張ってみる」とビッキーさん。
   
 「こっちだったような・・・」  もうすぐ農文塾
12:15
鞍部。10分ほどで丈山乗越。ここから南東へと下る。
   
 茶畑に出た  「農文塾」
12:40
鹿よけネットの左は林道くらいの道、右は細い踏み跡という分岐。地形図を確認し、踏み
跡側へと進む。2分も進むと鹿よけシシよけのゲート。開け閉めして出ると茶畑が広がっ
た。茶畑の左にかやぶきの古民家。これが「農文塾」。
いまは「里山セミナーハウス・天空農園」というらしい。
棚田の横を下ると県道309号線に出た。(12:45)すぐ前の家の庭から良い香り。
庭にいた女性に「こんにちは」とご挨拶。
   
 道導地蔵  人気のKUWAMONPE
13:20
道沿いの草木を観察しつつ、かじかの里でトイレ休憩し、道導地蔵を右に見て車へ戻る。

「さて、これで朝の登山は終了。ここから10分ほどのクワモンペにランチに行こう。」と僕。
   
 「四十九院ルート」の説明板  店の横からも弥十郎ヶ嶽が見える
13:30
KUWAMONPEに着くとスゴイ車とバイクの数。10組ほどが待っていて「1時間待ち」
と言われた。一旦やめようと移動しかけたが、まだ囲炉裏の式典には早いし待つことにし
てそのあたりをぶらぶらしたり車中で昼寝をしたり。この店の横からも弥十郎ヶ嶽に登る
歴史ある「四十九院ルート」がある。
   
 「美味しそうだ!!」  カプレーゼ
40分ほど経ち様子を見に行くとすぐに呼ばれた。「やっとランチにありつける!」
頼んだピザは「カチョカバロ」と「粗挽きソーセージ&玉ねぎ」。そして、モッツャレラ
チーズたっぷりの「カプレーゼ」。飲み物は季節限定の「すだちスカッシュ」にした。
「美味しい!」「満腹!」 さあ、もう14時50分。囲炉裏の20周年イベントへと向かおう。

途中で「丹波の黒豆の枝豆」を畑から収穫しているところで買い、ビッキーさんはそのうち
1束を、家に忘れてきたビンゴの景品の代わりに出すという。
「採れたての新鮮な黒豆で当たった人は喜ぶと思うよ」と僕。
 本日のルート
 



▲▲▲ 2.囲炉裏村20周年記念式典・料理&キャンプ ▲▲▲

15:30
わっぱる会場に到着。「囲炉裏の方ですか〜」と道路横の駐車場に誘導される。
今日は40台ほどに仲間が乗り合わせてやってくる。豚汁隊長の助役達と同時に着いた。
ここは小学生時代に学校全体でキャンプ生活をした場所で、大学時代には今度は小学生達
の夏休みのキャンプ生活を指導しに来た懐かしい場所である。僕は「かるかやの里」だった。
キャンプ場の地図を見ると「かるかやの里」はいまもあるじゃないか。懐かしい!!
     
 豚汁隊長の助役、佐野さん 調理隊は大忙し  SUMIEさん、mayumiさん、まるいさん 
炊事場に向かう。もう焼きそば隊、チキンナゲット隊、サンマ隊、黒豆隊、おでん隊など
料理作りの各隊が、火をおこして調理を炊事場と釜戸で開始し始めていた。

僕はまるいさんや栞さんたちCRUX組と同じく、助役を隊長とする豚汁隊に合流。
90人前を大鍋で作る。佐野さんが火をおこしていた。火力が弱い。「薪が欲しい〜」
りんご畑さんが「はいよ!」と調達してきてくれた。あっこさんもビッキーさんも豚汁隊
に加わった。「よし、エエ味になってきた」と助役。肉も野菜もキノコも超具だくさんの
豪華な豚汁が出来た。「さあ、みんな豚汁出来たよ〜」と配る。
     
 果物も大量に準備中  サンマにチキンナゲットも大量 keyさん提供の新鮮な刺身に舌鼓 
keyさんが直前に釣ってきた大漁の鯛やメジロもさばいて豪華な刺身造りに。「ウマイ!!」
ビールや酒、焼酎、ワイン、酎ハイ、コーラ、ジュース、お茶等スゴイ量の飲み物も買い出し
隊により運び込まれた。下戸には嬉しいスイーツや、ブドウやキウイなど果物も沢山ある。 
   
3つの 村旗掲揚と合唱  わかばさんと村チョッ!(山太さん)
食べて飲んで、こまくささんが設営してくれた横断幕のあるキャンプファイヤー場で村チョッ!の
開会宣言や「遠き山に日は落ちて」の合唱、ビンゴ大会などで大いに盛り上がり、あちらこち
らで歓談と笑い声がキャンプ場に響く。ファイヤーの火の調整は沢登りの達人りんご畑さん。

BAKUさん、りんご畑さん、ゆうこさん、栞さんはキャンプファイヤーの火の粉から服を守る
ためにつなぎを着てきていた。「おっ、ヤンキー軍団」と助役が言う。

囲炉裏村が出来た頃からいる4人が代表で特製ケーキのろうそくを消す。
代表とは勿論、SUMIEさん、こまくささん、村チョッ!(山太さん)、助役の4人だ。

また炊事場の周辺などで歓談が始まる。豚汁隊の所につなぎ隊も合流して歓談。
あっこさんからローストビーフなどの差し入れもあり、みんな長い時間おしゃべりした。
   
 キャンプファイヤー  ビンゴの景品の山
   
 特製・記念手作りケーキ  SUMIEさん、こまくささん、村チョッ!、助役
 
 つなぎ姿の4兄弟/ヤンキーポーズ
栞さん、りんご畑さん、BAKUさん、ゆうこさん
日付が変わり少ししてから後片付けを開始する者と飲み続け食べ続ける者にわかれた。
僕はかまどの火の後始末をする事にした。明日の山行オフは天候により中止となった。

地区の秋祭りがある僕と、仕事のゲキさん、ビッキーさんは翌朝5時半過ぎにここを出る。
keyさんもゴルフへとそれくらいの時間に出るらしい。小屋泊まり、テント泊、車中泊にと
それぞれバラバラに散っていく。

「ゲキさん、ビッキーさん、5時半に車に来てね」と言い残し、僕やkeyさんは車中泊へ。
駐車場にチェーンが!!朝どうしよう。日付が変わった頃にポツポツと小雨が降り出した。

駐車場のゲートにポールチェーンがかけられていて、5時前から雨に濡れつつkeyさんと
二人して四苦八苦してゲートのポールを2本下げ、keyさんが5時5分に無事出発できた。
その後、ガードマンが来て文句を言われつつもチェーンもポールから抜いて開けてくれた。
僕とゲキさん、ビッキーさんの3人も、佐野さんに見送られて予定より遅れて6時出発
「古い村民ももっと沢山来ると思っていたのにな〜」とゲキさん。「そうだねぇ」と僕。
二人を阪急・川西能勢口まで送り、6時40分解散。「ではまた〜」
   
 よ〜いさじゃ〜!わ〜っしょい!  太鼓、元気出せよ〜!
 3年に1度の多太(たぶと)神社の秋の大祭。昼には雨も止んで、御輿に乗った子供達が
元気に太鼓をたたき、オッサン達が担いだり台に乗せたりして各町内を練り歩く。
ウチの息子達も小学生の頃は、何ヶ月も太鼓の練習をしてこの御輿に乗ったものだ。
  この1つ前は「【兵庫】荒地山(549m)・「はんなりオフ」に初参加」の記録です