【鈴鹿】第6回やぶこぎネットオフ・御池岳南東部


【山 域】 東近江市:御池岳南東部
【日 時】 2009年11月8日(日)
【コース】 御池橋−ゴロ谷・第3尾根−風池−ボタンブチ−オフ会場
      −T字尾根−御池橋
【メンバー】山日和・柳川洞吹・とっちゃん・Y夫人・ひいちゃん  
      SHIGEKI・りゅう・矢問  
      登り同行:biwaco  
      下り同行:グー、養老の三角点、クロオ、落第忍者
今日の第6回やぶこぎネットのオフ会は、鈴鹿・御池岳山頂の南東部で開催される。
御池岳は2002年の3月に登ってから久しい。
昨日は京都の愛宕山から地蔵山に登って頭痛も治まったようだ。「よし、オフに行くぞ!」

やぶこぎネットに山行記録を書き込んでいる人、読んでいる人など参加は自由、参加する
ルートも自由で「開催集合地に11時に集まって歓談しましょう」という山上集合スタイル。
登りも下りのルートも参加者の自由なので、いろんな府県から参加者がいるのが楽しい。

朝4時過ぎに家を出る。昨夜飲んだ風邪薬がまだ効いているのか眠いのなんの・・・。
高速のPAで体操をしたりコーヒーを飲んだりガムを噛んだりして「ヨシッ」気合いを入れる。

八日市ICで下りて永源寺支所へ行くと、biwacoさんの車があった。
「おはようございます」と挨拶していると、滋賀組のSHIGEKIさんも到着、そしてとっちゃん
も到着。7時に山日和号で、山日和さん、洞吹さん、ひいちゃん、Y夫人が到着。
うわっ、山日和号が新しくなっている。山日和号と矢問号に分乗して、御池橋へと向かう。
我ら山日和パーティは御池橋からゴロ谷の第三尾根を登り、オフ会場へと行く予定。
御池橋に着く手前にも何台かの車があった。きっと今日のオフ参加者のものだろう。

御池橋を渡った右手のふくらみには、グーさんの車ともう1台。
グーさんは早くも出発したらしく車はすでに空っぽ。もう1台は準備中のりゅうさん。
りゅうさんの予定ルートを聞くと11時着は無理そうなこともあって、我らの山日和パー
ティと同行することになった。出発時に、ヤマメさん達のおさないグループ号も到着。
8:15
御池橋をもどり、橋のたもとから踏み跡を進み、水の少ないゴロ谷を進む。
谷間に朝日が差してきて気持ちよい。山の斜面の黄葉も綺麗だ。
8:50
小休止して、第三尾根にとりつく。シャクナゲが多い尾根。
驚いたことにシャクナゲ花が2つ咲いていた。暖かい日もあり花時計も狂ったのか。
「うわっ、ズボンに大きなダニがついていた」と山日和さん。みんなも各自点検。

もうすぐ急斜面だ。地形図の等高線の詰まり具合を見ていつもの登山靴ではなく、
先日ソールの張り替えを済ませた登山靴にしておいたのでグリップも心配ない。
9:20
急斜面になる手前の1040m地点でで小休止。なくなりつつある花の話しをY夫人やひいちゃん、
とっちゃんが話している。SHIGEKIさんは一人景色をながめている。
すると、「あいたたた。ハチに刺された!!」と座っている山日和さんのゆがんだ表情。
左肩裏をハチに刺されたようだ。つぶして捨てたハチの姿を見ると・・
体長が1センチ3〜4ミリ位の黒い細長い蜂で腹部に白いスジが入っている。
これは幸いにも毒性の低いどこにでもよくいるクロスズメバチのようだ。
土の中にも巣を作るので我々が登ってくるときに踏んだのかもしれない。
洞吹さんが刺した部分をつまんで毒を出して、ひいちゃんに塗り薬をもらい応急処置。
「虫の毒には強いから大丈夫」と山日和さん。

ここからはさらに急登になり落石に注意して登る。
もうすぐ急登も終わる 風池で花を手向けて
10:30
登り着いたところは風池。
biwacoさんが持ってきてくれた花をみんなに分けてくれ、風池に浮かべた。
御池岳こよなく愛していた御池仙人こと杣人さんのご冥福をみんなで祈った。
ここから会場へは楽ちんコース。会場へとのんびり向かう。左手には奥ノ平の鉄柱が見える。
そちらからも人が来るのが小さく見える。
ボタンブチからの展望
10:45
ボタンブチでは展望を楽しみながら5〜6人が食事をされていた。
このあたりがすごい笹原であった頃をよく知っているSHIGEKIさんが「なんとまあ、
こんなに変わったのか・・・。奥ノ平がここから見えるなんて」と。
風池よりも水の多い幸助の池を過ぎ、ボタン岩のそばを通ってオフ会会場へと進む。
11時になった。あと少しで会場だ。みんなの姿が見える。「お〜い」と声がかかる。
「お〜い、着いたよ〜」 みんなで合唱
11:02
余裕で11時に着く予定が、ちょっとゆっくりしすぎて2分ほど遅刻した。
「いつも時間通りやなぁ。ハハハ」と緑水さん。「ちょっとゆっくりして遅刻しました」と
山日和さん。いつもよりすごい人数が集まっている。
「こんにちは。お久しぶりです」と知った方達に挨拶、挨拶、そしてまた挨拶。
MINMINさんと来たという沢登りをこよなく愛する我が同級生のBAKUさんも初参加。
「おっ、久しぶり!」

グーさんに言われていつものごとく到着サインを日本手ぬぐいにマジックで記す。
最後にmayonekoさんが到着して、グーさん曰く総勢50名の参加とのこと。過去最高!
Google地図でのAPRS・会場位置送信も成功
グーさんの司会で歌詞カードが配布され、まずは「涙そうそう」の合唱から始まった。
続いて通風山さんの挨拶、そして番頭役の山日和さんの挨拶が続きジュースで乾杯。

それぞれの自己紹介。途中でグーさんからマッターさんに司会がバトンタッチ。
今までのこのオフで会ったことがある顔や、一緒に沢登りや登山をしたことがある顔に、
やぶこぎネット上だけではなく、山で元気に再会できて歓談できることはうれしい。
天気も味方してくれて、晴天で風もそよかぜ、ポカポカ陽気。
昨日の頭痛も全くないし、あ〜ここで眠りたい気分。

楽しい歓談時間もあっという間に過ぎて、最後はまた歌詞カードが配られて「旅人よ」を
合唱。締めの挨拶は罰ゲームのように最後に到着したmayonekoさんからこの山域の沢筋
の状況や、登山時の注意も含めた挨拶でお開きとなった。

13:05
「また、次回までお元気で〜」ここから、またみんなはそれぞれが設定した下山ルートで
蜘蛛の子を散らすように四方八方へと分かれていく。これも見事な散会風景だ。
我ら山日和パーティーはT字尾根をまずめざし、出発地点をめがけて下山するルート。
biwacoさんは別ルートで下山するらしい。落第忍者さんが我々と途中まで同行となった。
ちょっと東側向きにタートしすぎて、このままではT字尾根に乗れないので軌道修正すべく
ぐいぐいと斜面を右へトラバース。おさないグループやグーさんも同じルートで下山のようだ。
13:30
「このあたりがブナ権現」とSHIGEKIさん。なかなか良い雰囲気だ。
右手に少し下ったところにある太いブナの周囲を測りに行く山日和さん達。

SHIGEKIさん達とみんなを待っていたら「あいたたた」と左手首の時計バンド横にハチ。
山日和さんと同じく僕もクロスズメバチに刺されてしまった・・・。
しぼってしぼって毒を出す。毛虫やブユの毒にはきわめて弱い僕の手首はみるみる赤く腫
れてきた。チクチクするしジーンと手の甲までしびれ始めた。
僕もひいちゃんから薬を貰い応急処置。さらにブーンと僕の天敵のブユもやってきた・・。
沢登りの時のように今日はハッカ水や虫除けスプレーをしていない。
注意していたが右耳後ろと左上腕をやられたようだ。
(ブユにやられたところが、目の近くでなくて良かった。翌日には案の定、コロッケ大に
赤く盛り上がって腫れてカユイカユイ・・・)
ブナ権現は、ハチとブユ攻撃を受けた地として忘れないだろう・・・。

振り返るといままで歩いた尾根が見え、右手には朝登った尾根筋が見える。
太いブナも点在する。りゅうさんが抱きついて「ありゃ2mはありますよ」と。

14:10
T字尾根のP918m地点。ここのブナも立派だ。
「ブナ権現のブナよりここのブナの方が太かったよ」と山日和さん。
落第忍者さん、養老の三角点さん、クロオさんとはここでお別れ。
左手が植林帯の稜線を北西へと進む。P889mあたりでは朝登った急な斜面が右手によく
見える。崩れているガレた所もよく見える。
あとは斜め右へ下るのみ 御池橋から今日の稜線
15:00
植林帯を抜けて林道の壁の上部に出たら、右へとやせ尾根を下る。
最後の方で、右手の植林帯へと斜めに下っていくと、朝通ったルートに出くわした。
御池橋の所に出た。「ここで朝、足を滑らせて落ちたんよ」と洞吹さん。知らなかった。
グーさんとSHIGEKIさんは河原から斜面を登って駐車地点へ。

15:10
グーさん、りゅうさんとお別れし、我ら山日和パーティは永源寺支所へと向かう。
ハンドルを持つ、ハチに刺された左手の甲がチクチクズキズキ、しびれていてる。
途中の駐車地点でも今回のオフ参加者がいたのでお別れの挨拶。落第忍者さんもいた。

山日和号の4名は温泉へ。僕やSHIGEKIさん、とっちゃんはそのまま帰路についた。
山日和さん、そして山日和パーティの皆さんありがとうございました。
休憩の度に、そしてランチタイムにいろんなおやつを下さった、とっちゃん、ひいちゃん、
Y夫人、ありがとうございました! 今回も楽しいオフでした!!。次回も楽しみです!

八日市ICから快走していたら、京都東IC付近で事故が発生したらしい。
大津のずっと手前で大渋滞。18時に帰宅できる予定が渋滞で動かない。くそ−っ。
大津SAで食事するハメになり、また茨木あたりで大渋滞。帰宅は20時となった。
快適な山行オフで疲れなかったのに、大渋滞で疲れ果てた・・・。

MICKEYは阪急山本駅から中山連山を歩いて清荒神へと縦走し、16時に帰宅したとか。
Google地図のAPRSで僕の車の進行状況を見てくれており、帰宅ドンピシャで風呂が
沸いていた。サンキュー!
本日の山日和パーティのルート
この1つ前の記録は「【京都西山】愛宕山から地蔵山」の記録です