【兵庫】秋の一本松山(301.4m)


【山 域】 秋の一本松山(301.4m)
【日 時】 2007年11月25日(日)
【メンバー】矢問 単独
【コース】 道の駅いながわ−川床川橋−歴史街道−南西尾根
      −一本松山(301.4m)−ます釣り場−道の駅いながわ
いつ見てもかっこいい一本松山
2004年8月にMICKEYとナイトンと共に北尾根から登ったが、胸までのシダをかき分け
真夏に登るようなルートではなかった。今日は南から登ってみよう。

9:00
県道12号と68号の交わるところにある、道の駅「いながわ」を出発。68号沿いに西
へ100mほどいくと川床川の橋に、猪名川町の「歴史街道」の道標があった。
「銀山(青木間歩)2.5q、悠久の館3.4q」とある。ここから南下すると、今年5月に
山ネットで歩いた多田銀銅山まで続いているということだ。
沢筋の左岸に入る 尾根道を南へ
住宅地を進むと右手にまた道標がある。山に取り付く左手にも踏み跡があるが、入山禁止
とあり、歴史街道は細い沢筋の左岸についている。それを進む。雑木林の静かな踏み跡が、
左手の斜面へと続き、地形図の波線上を歩く。土止めの階段が時々あったり、ロープが張
られていたり散歩コースにはなかなか良い。振り返ると三草山や剣尾山、大野山が綺麗に
見える。「ほ〜、なかなか展望だなぁ」
振り返ると北の展望が広がる 気持ちの良い尾根道
峠/左は一本松山への斜面へ 一本松山への登り口らしい
20分ほどで、峠のような所に来た。右手には松茸山で9月20日から11月15日までは
絶対に入山してはならないとの看板。右手には「一本松山」へのコールサインがついた
山札がついていた。しっかりした踏み跡が左斜面についており、ここから一本松山へ登れ
るのだろう。しかし、今日はこの歴史街道をもう少し下りCa184mの所にある池の東側の
尾根を北上する予定だ。
池の所に出た 北への登りもシダが多い
9:30
池の所に出た。道標がある。ここから近畿自然歩道を東へ行くと「大井バス停3.2q、
屏風岩3.5q」とある。大井バス停とは息子達とかつてよく行ったます釣り場の所だ。
池のすぐ東側の北上する尾根を見るとうっすら踏み跡がある。それを拾って登り始めるが、
途中から踏み跡もなくなり、シダの海となった。最初は腰より低かったので、鹿が通った
跡のようなころを拾って進んだがだんだんと胸高になり足が全く地面につかない。しかし
今日は夏の暑い日ではなく進むには支障がないので進んだ。しかし風邪が完治しておらず
すぐに体がだるくなり息が切れる。峠で見た登り道と合流するのを信じて登り続けた。

9:50
峠からの登り道に出た。きっと東西稜線の尾根筋にあると思っていたら、やや北側を走っ
ていたのだ。先ほどのシダの海ややぶこぎはウソのような良い道だ。
峠からの道へ出たようだ 一本松山 山頂でのQSO
10:00
山頂。木漏れ日が気持ちいい。山ランの局長さんたちの山頂札がぶら下がっている。
地形図は301.4mとあるが、山頂札や道路地図は301.3mとなっている。

丹波のたぬきさんにコールしたが、繋がらない。茨木高原のNVOさんのCQに応答し、
さらになんと5エリア徳島県の旭ケ丸(1019.5m)のCVJさんと繋がった。
ハンディー機でQSOをしたり、ボーッと40分ほどのんびりとしていた。
シダと笹で踏み跡わずか 振り返ると一本松山
ここからは、北尾根を下り、登り口の住宅地へと下りようと思っていたが、西への踏み跡が
しっかりしている。時間もあるし、どういうルートをとっているのか歩いてみる。
歩いていると以前歩いた東南東にあるP232m山へのルートに思える。あのシダばかりの
山頂か・・・と急に登る気が無くなった。
左/谷道・右/P232m山への登り ます釣り場
鞍部まで来たときに、北東にある涸沢筋をのぞき込むと右岸にかすかな踏み跡がある。
テープはないが、かつての山仕事道では・・。
ここを進めばます釣り場へ出られるだろう。細い獣道のような踏み跡だが、進める。
等高線が緩みだした頃には踏み跡はしっかり見えるものの、もう廃道で倒木やらやぶ
こぎがしばらく続いた。
大井からの一本松山 屏風岩
11:40
急に白壁の古い民家の横の栗林に出た。目の前はます釣り場で、釣りを楽しむ人たちが
僕を見てアゼンとしていた。ます釣り場の橋を渡ると大井のバス停。ここからは左手に見え
る一本松山や右には屏風岩を眺めながら、秋色の県道を道の駅までのんびり歩いた。

丁度お昼になったので、道の駅で栗おこわやつきたての餅を食べて帰路についた。
午前中の軽い登山にはいい山だ。また違うルートで登ってみたい。
本日のルート
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