沢【芦生】芦生研究林・灰野から七瀬谷出合まで鹿の死体数調査溯行
注:事前に「芦生研究林」の許可を受ける必要があるルート


【山 域】 芦生/京都大学芦生研究林
【日 時】 2016年5月4日(土)
【メンバー】MICKEY・矢問 
【コース】 須後08:40~09:30灰野・溯行開始-10:00赤崎-10:45コヨモギ
      -11:40刑部谷出合-12:10カヅラ谷出合-13:25七瀬谷出合・溯行終了
      ~14:35カズラ谷~15:20コヨモギ~15:45灰野~16:20須後
 
 昨年は5月9日に一ノツボから赤崎出合までFさんと鹿の死体数調査をした。
今年4月23日は刑部谷のワチガイソウの分布調査をFさんとした。

GWの間、Fさんは多忙でなかなか死体数調査に着手できないらしいので、灰野から七瀬
まで由良川をMICKEYと溯行して死体数調査を済ませておくという「お手伝い」をする。

この冬は雪が少なかったので、越冬できた鹿も多いだろうから、去年は死体数がすごく
多かったが、今回は少ないと思われる。しかも由良川の灰野から七瀬までは去年もわずか
だったので、ゼロかもしれないが、ゼロならゼロと記録する必要がある。
   
   
家からすぐの山に行く予定だったのでゆっくりしていた2人、大急ぎで沢装束の用意を
して6時半に須後に向けて家を出発。
GWでどこも大渋滞と人混みらしいが、こちらは渋滞知らずでスイスイ走れる。
   
   
8:40
須後を出発。「出発が遅いので、七瀬まで調査できるかなぁ。14時をめどにしよう」と僕。
トロッコ道の先を4人の親子連れが歩いている。

灰野に着くと(9:30)テントが3張りほどあり、小学生の女の子を含む男性3人が見えた。
「研究か調査ですか」と問うと違うらしい。簡単に研究林内のことを注意して我々は
由良川左岸で溯行準備をした。

トロッコ道を歩いていた親子連れ4人は京都から来たらしい。
「僕らの息子達もこんな頃があったなぁ」と二人して思い出していた。
   
   
MICKEYは新調した新品の沢靴とスパッツで、左岸を担当してもらい、僕は右岸を担当。
昨日の雨後の水の濁りが心配だったが、とても綺麗に澄んでいる。
2013年の夏の溯行時のようには濁ってなくてMICKEYに文句を言われずに済みそうだ。

「水も綺麗だし、緑も素晴らしいね。アカショウビンも鳴いているし♪」とMICKEYは笑顔。
10:23赤崎を過ぎてすぐの地点右岸で足の骨が水際にあった。やや古い感じだ。

10:30コヨモギ手前の左岸台地にテント泊者がいるのが見える。テントは4張りほどで
男性3人見える。テント泊禁止、火気厳禁なのだが一体どうなっているのか・・・。
   
   
10:35コヨモギ谷直ぐ手前右岸の水中にあご片側の骨。これまたやや古い感じだ。
左岸も右岸も水際や台地帯も調べるが、今年は死体は無い。

11:00コヨモギ谷前左岸で渓流釣りの男性。びくには3~4匹入っている。許可を受けて
いるとの返事だが・・・。
   
   
右岸にアオダモの花が満開だ。「青空に映えて綺麗ね」とMICKEY。
骸骨の目のような穴が掘れた岩を過ぎるとフタゴ谷(11:25)
トロッコ道からは見えなくなったフタゴ谷の滝を眺めながら行動食をとる。
ここでも、アカショウビンの鳴き声が聞こえる。「静かで良いわ~」とMICKEY。

先月23日に、Fさんとワチガイソウの分布調査をした刑部谷出合。
左岸のMICKEYはスイスイ先に行くが、右岸の僕はヘツリにやや苦労する。

カヅラ谷に近づくと、ヤマツツジとアオダモの花の共演。「綺麗だなぁ」
   
   
   
   
   
   
   
その後は死体も骨も発見無し。13:25七瀬谷の出合で溯行終了とした。
ヘルメットを外し、沢靴から登山靴に二人とも履き替える。


トロッコ道を戻る。すぐにMICKEYの嫌いなクサギ地帯があるのだが、この時期はまだ
ニオイもほぼしないので気にならないという。
13:58ナタ谷手前で西の斜面から鹿の警戒音があった。
   
   
   
   
   
15:00フタゴ谷付近の線路が落ちている所を、慎重に下に下りて回り込んで登るのだが、
MICKEYが苦戦。「ロープをだそうか」「なんとか行けると思う」とMICKEY。
下の由良川を男性2人が上流に向かって溯行しているのが見えるらしい。
「目が合ったので、相手が手を挙げたので私も手を挙げたわ」とMICKEY。
「テント泊らしい大きな荷物を持っていたわ」
   
   
   
コヨモギ小屋跡西部左岸のテント泊者は帰路でもまだいた。GW中は連泊するのだろうか。
テント泊者は食事準備中らしくニオイがトロッコ道まで漂っていた。

15:35
前から来る人達がいる。名前を呼ばれて驚いた。Fさんがガイドしているグループだった。
「死体は無かったでしょう」とFさん。「足とあごの骨だけでした。また報告しますね」
灰野とコヨモギのテント泊者のことも伝えたら、昨日のカヅラ谷のワチガイソウの調査の
時もいたという。

灰野のテント泊者も朝と変わりなくまだキャンプを続けていた。

この時間に須後方面から来る二人連れ。「どこまで行くのかしらね・・」とMICKEY。
トロッコ道を須後に向かっている4人連れ。途中で4人を抜いて須後に到着(16:20)

「調査に付き合ってくれてありがとう」とMICKEYと握手。
駐車場の料金を料金箱に入れて、河鹿荘へと向かう。

河鹿荘でのGWの夕食は18時から開始らしい。ゆっくり汗を流しても時間が余りのんびり。
おきまりの「かえで御膳+鹿カツ」を食べてから帰路についた。20時半、帰宅完了。

静かな芦生の森。美しい水と緑と鳥の声に包まれた良い一日だった。
   この1つ前は「沢【芦生】芦生研究林・刑部谷のワチガイソウ分布調査溯行」の記録です