【北摂】箕面山から箕面大滝そして天上ケ岳


【行き先】北摂:箕面山から箕面大滝そして天上ケ岳
【日 時】2004年11月29日(月)
【メンバー】MICKEY・矢問
【コース】 池田市吉田町−(廃道)−ようらく台園地−三国峠−箕面山(355m)
      −箕面大滝−天上ケ岳−(尾根下り)−池田市伏尾町−吉田町
箕面の大滝へ池田市吉田町から西へと登り、箕面山を経由して箕面の大滝へ行き、天上ケ
岳を回って戻る紅葉コースを歩くことにした。箕面大滝の紅葉見物は2年ぶり

8時に家を出て、池田市吉田町へ。圓成寺の横を通り、もう何度も通っている廃道を登る。
しばらくは沢の左岸。堰堤を2つ過ぎて3つ目の大きな堰堤が見えると周囲は竹林となる。
そこからは右岸へ渡り尾根筋へと進む。MICKEYもこのルートはもう記憶しているようだ。
地形図には点線で残っているが、もう誰も通っていない静かな廃道。僕らの箕面へのルート。
廃道からいつもの地点に出た ようらく台園地・(左が猟師谷)
9:40
五月山ドライブウェイのいつもの地点に飛び出た。ようらく台園地からは猟師谷を下る
予定だったが、フェンスが張ってあり「サルを自然に返す実験中です。この先、落合谷へは
行けますが、府道、箕面の滝、天上ケ谷、猟師谷へは抜けられません。大阪府・箕面市」
と看板。猟師谷へは数年前通ったが、サルに囲まれて大変だった。それならいつもの道を
しばらく進み、落合谷へは行かず、三国峠へのルートをとることにした。
 ★天上ケ谷と猟師谷とに囲まれた地帯がサルの実験地と言うことになる。
左は自然林・右は杉林 三国峠
10:30
「三国峠・滝道」方面への分岐を進む。15分ほどで「三国峠」に着いた。
ここから真東への道が大滝へは近いが、サルの実験中地帯で封鎖されている。
地形図にはないが、案内板にはあった、南へのしっかりした登山道を進む。
箕面山への登り口の案内はないが、真西へ5分も進めば「箕面山」のはず。行ってみよう。
箕面山 355m山頂 落ち葉の絨毯の静かな道 綺麗な紅葉
11:05
箕面山。355m。三角点は無いようだ。木に囲まれていて展望はない。
ヤブ山好きは来ているようだ。尾根筋に踏み跡もテープもある。地形図ではいつも見てい
たが、初めて山頂を踏んだ。箕面に来てもこの山を登ったことがある人は少ないだろう。
元の綺麗な登山道にもどり滝道へと下り出す。左手の紅葉の木の間から大滝が見える。
どんどん道は下る。倒木があるが下をくぐれる。もう滝道だ。

11:20
「石子詰」に出た。こちらから逆に登るのは通せんぼがしてある。
流石に一般道の滝道は平日でも案外人が来ているのだなぁ。
箕面大滝 滝壺から写真を撮るダイバー 紅葉のトンネル
11:30
箕面大滝。滝と紅葉を見ながら食事にした。モミジの天ぷらを土産に買った。
滝壺でダイバーが大きな水中カメラで下から滝を写している。こんな情景は初めてだ。
ここからは上の車道に出て、すぐ自然研究路1号線で進む予定が、ここも猿の試験中で通
行止め。しかたなくしばらく車道を進みながら並行に走る1号路を見ると、土砂崩れで
全く通れない。百年橋から自然研究路2号線を進むことにした。

12:10
自然研究路2号線に入る。ここは封鎖されていなかった。ホッ。
どんどんと階段を登り自然林とモミジのトンネルを進む。滝の周辺よりもこちらのモミジの
色づきの方が鮮やかで綺麗だ。箕面自然歩道の分岐の尾根に乗る。右は勝尾寺への道。
僕たちは左の五月山方面へと進む。杉の林だ。台風で痛々しい倒木が多い。
五月山方面への道 天上ケ岳山頂 役行者の座像
12:55
天上ケ岳。南へ下る分岐の方が高い。役行者の座像がある。ベンチもある。
「この山頂は、役の行者神変大菩薩が文武天皇の御代 大宝元年(西紀701年)六月七日
に昇天せられた墓所であります。古来修験道の霊地 山伏の聖域につき清浄を保つよう留
意御協力下さい 箕面山瀧安寺」とある。
 帰路は市町村界線の尾根を下るつもりが、広い墓地の囲いと管理所があり無理。
その先のカーブの車を捨ててある尾根を下ることにした。赤杭と赤テープもしばらくあっ
たが、途中でなくなり、進路を鹿の足跡を便りに地図とコンパスで確認しつつ、沢沿いに
コースをとって下ると、沢の右岸に古い踏み跡があった。これを進む。

14:45
下山完了。民家の横に出た。伏尾町から国道423号を歩き出発点の吉田町に戻った。
よく歩いた1日だった。帰宅して万歩計を見ると、32,041歩だった。
本日のルート(吉田町−三国峠−箕面山−箕面大滝−天上ケ岳−吉田町)
この1つ前の記録は「【京都西山】小塩山・642m」の記録です