沢登り【鈴鹿】愛知川・藤川谷オフ


【行き先】 愛知川・藤川谷から日本コバ(934.2m)
【日 時】 2005年6月26日(日)(25日(土)夜出発)
【コース】 藤川橋(6:30)−堰堤−10mの滝(8:20)−(13:25)登山道
       −(13:35)日本コバ−岩屋(14:20)−神社−(15:45)藤川橋
【配 役】 沢の静けさを破る声の校長役:助役
       言わずと知れた鬼教官役:佐野、まるい
       沢登り初めての生徒役(主役):ひろみ、まじょっ子
       怖がりの先輩役(準主役):春風
       演劇部員大助花子役:ゆうこ、はじめ
       グレかけた転校生役:こと
       犬かき水泳部キャプテン役:なつ
       宴会ボッカ応援団長役:しん
       沢のソーメン屋役:矢問
11名が乗った3台の車は桂川PAで22時に集合し前夜泊地へ。途中ことちゃんとも合流。
12名は朝食を食べて遡行地点へ移動開始。僕は2年前の6月にもこの沢を遡行している。
今年の雨不足では、滝群の水量がいまいちだが、初心者には最適の水量かもしれない。
では、ここからはまじょっ子さんの「報告・感想文」でお楽しみ下さいm(..)m(^^)。

【初の沢登りオフ参加報告:まじょっ子(通称:まーちゃん)
「今年は沢登もやってみたい!」、そう思っていたところに5月の例会で聞いた噂。
それが、「初心者向けの沢企画が上がるらしい」。こんなチャンスを逃してはいけないと、
その場でオフへの参加を決心しました。
助役とまるいさんにお買い物にもお付き合いいただき、ひろみさんと2人でおそろいの
沢靴、スパッツでの参加でした。
蛍も飛んでるし花火も綺麗〜 賑やかな声は午前1時まで
前夜泊場所では蛍が飛んでいるのを眺めたり、助役が持ってきてくれはった花火をしまし
た。「日本の夏、金チョウの夏」ってな感じで、風情を感じつつ小宴会へ突入。春風さん、
しんさん以外とは初めての山行。そんな事を感じさせずに仲間に溶け込む事ができるのが
囲炉裏メンバーの魅力ですね。「こんな時間からそんなに食べるの?!」と目を丸くして
いたはじめさんとゆうこさん。天然キャラのなっちゃん。なっちゃんの発言につっこみ役の
助役、矢問さん。もくもくとビールを飲みつつおにぎりを食べていたひろみさん。
今回のメンバーはAB型が多かったとの話題もありましたが、血液型に関わらず皆さん個性
的!

5:30起床ということで宴会御開になりましたが、事前にお伺いしていた助役となっちゃんの
声で目が覚めました(外の明るさもあったんですけど・・・)。結局予定より30分早くに
「朝だあーさーだぁーよぉー♪」と助役目覚ましが朗々と響いてきました。朝食を食べ、
装備を整え、遡行開始が6:30。前夜に決めていた通り、ペアでサポートとのことで、
私はなっちゃんのそばを離れないようにしました。
春風「冷たいね〜岩があるね・・(^^;)」 なつ「犬かきで泳いで突破します〜」
一番初め、水の中に足を突っ込むのにためらわれました。折角の沢登なのに、ついつい乾
いている岩の上を歩いてしまう。でもみんなが「水の中の方が歩き易い、何も難しいルートを
取らなくても」というのでえいっと浸かってみました。少しひんやりしたけれども、心地のいい
冷たさ。さほど滑る感じもなく、これならいいわと水の中を進む事にしました。
こと「賑やかで楽しいわぁ」 まるい「春ちゃん、怖がったらあかん!」
雨が降らないから釜の部分でも腰より低い水位。濡れる事への抵抗感はいつの間にかなく
なっていました。
このあと助役はドボンです なっちゃんは流石に一撃
そして現れた滝!助役が泳いでへばりつきます。しかしもろい岩のようで、手を引っ掛け
てもポロっと落ちてしまう。何とか8手ぐらい上がりこちらを向いてピース(^_^v。
佐野さんがポツリと「落っこちちゃうよ」と言った次の手で、じゃっポーン。
さすが仙人風情の佐野さん、予言が成就しました☆
第2の選手はなっちゃん。得意のイヌカキで壁にへばりつき、あれあれと言う間に上っち
ゃいました。負けてられない助役も2回目のチャレンジで無事に達成。
ことちゃんの懸垂下降 ひろみさんの懸垂下降
その2人を除いてみんなで巻いてあがりました。そしてそこから佐野さんのサポートで懸
垂下降。懸垂下降したものの、結局その先にいけないのでロープを伝って上ることに。
いやぁ、本当に初心者向けの沢企画です。実践で懸垂下降の練習ですものね(^^)
矢問「まーちゃん、うまいぞ!」 矢問「しんさん、やるねぇ(^^)」
なつ「シャワーで登りま〜す」 助役「さぁ、どんどん来いよー!」
次の釜。綺麗に水がたまっている。泳いで見たい欲求が膨らみ結局はまってみました。
服を着て泳ぐ事の難しさを色々考えてしまっていましたが、案ずるより生むが安し。
こと「私も犬かきするよ〜!」 ゆうこ「もう1回泳がせて〜」
佐野「なっちゃん待て〜」 ひろみ「クロールもありですよね」
ごぼごぼ沈んだりせずに前へ進む事が出来ました。私は助役の見様見真似で横泳ぎ。
水泳部しんさんは平泳ぎ。なっちゃんとことちゃんはイヌカキ。そしてなんとひろみさん、
激しいクロールが出ました!!何でかゆうこさんは2回泳いではりました。ゆうこさんも
水泳好きですか?!
ちなみにこの囲炉裏水泳大会の結果、べべはことちゃんイヌカキでした♪
まるいさんに続く女性達 沢の休憩地点で集合写真を
足の使い方を指導する助役 まるい&佐野教官が春風さんを指導
まるい「春ちゃん、思い切って!」 それ行け、どんどん♪
まるい「ひろみさん、それでいいよ」 まじょっ子「すごく楽しいです〜(^^)v」
果敢に中央突破の佐野さん まるい「ひろみさん、踏ん張って!」

11時くらいから『お腹が空いたね』雰囲気が徐々に広がりだし、そのうちに助役が本気
でお腹が空いてきた様子です。丁度12時お昼時。そうめんの登場です、待っていました!

さーて、そうめんが茹で上がったぞ 「冷たい沢水のそうめんは最高ね」
1人2把の勘定で茹でて冷やして、あれよあれよと言う間に売り切れ。本当に美味しかった
です。
この場でみんなの注目を一身に集めたひろみさんのあの姿。華奢な体、淡いピンク色の
Tシャツにページュのパンツという清楚な格好、片手には漆塗りのようなお碗、ここまでは
統一したイメージですね。これに加わるのが白い作業現場用のヘルメットと右手のタバコ。
なんとミスマッチなアイテムをその身に同時に持っているのだろうか。
昼食後は助役からのコーヒータイム さて、岩間に入るよ〜
「すごいねぇ」「おもしろいねぇ」 登山道「もうすぐ日本コバだよ〜」
お昼ご飯を済ませ、沢遡行が終わりピークへ向かう途中。「帰りもおんなじ道通るのかな。
それなら昼寝して待っておこうかなと思って」と助役。山頂の展望がいよいよ見えてきた
ところで「あそこに出るのいややな」と暑さが苦手な矢問さん。
そんなこんなでとりあえずピークでのバンダナショットを済ませてさっさと下山開始。
「日本コバ」でのバンダナショット 岩屋の下の急下降「春ちゃんガンバ」
ここから始まるゆうこさんの悪夢。「ウォー、まーた付いてるよぅっ。」という雄たけびが
何度響いた事だろうか。どうやらゆうこさんにはヒルが寄り付きやすいようでした。
しかし、よくよく見るとみんなのスパッツにも私のスパッツの裏にも上ってきているのね、
ヒルめ。虫除けスプレー(大)が一日にして空っぽになる勢いで全身に振りまく。これだ
け注意していたのに、下山してみると4人が被害にあっていました。
私は吸血されなかった事を感謝し、代わりに献血に行く事にしますね。
下山路は遡行した沢沿い 「道路に出たよ」「楽しかったね」
ヒル被害以外何事も無く、楽しく今回の沢行きを終える事が出来ました。
皆さんのサポートや心遣いのおかげです。
矢問さん、佐野さん、しんさん、運転ありがとうございました。
是非またご一緒させてくださいね。
                            ★ 沢オフ初参加報告:まじょっ子 ★
本日のルート 赤ライン:遡行ルート 緑ライン:下山ルート
この1つ前の記録は「【芦生】小野子西谷からブナノ木峠」の記録です
2003年6月の「鈴鹿・愛知川・藤川谷から日本コバ」の記録へリンク