【北摂】知明山(349.2m)から高代寺山(488.9m)


今日は「山ネット」のみんなが乗っている電車に途中の駅から乗り込んで合流。
「おおっ、待ってました。今日はWさんのサポートを担当してくださいな。
夏の自己訓練をさぼったらしくて歩行力にやや不安があるようなので」と。了解。
【日 時】  2007年10月14日(日)
【行き先】 兵庫県・一庫ダム・知明山(349.2m)・高代寺山(488.9m)
【天 候】 くもり時々晴れ
【コース】 阪急梅田8:40発=川西能勢口=日生中央駅9:45/10:00
       〜一庫ダム11:00〜一庫公園11:30〜知明山12:00/13:00
       〜一庫公園13:30〜高代寺山15:30〜高代寺15:50〜
       妙見口駅16:35=川西能勢口=阪急梅田17:45(解散)
【参加者】 合計33名(視障者10名+晴眼者23名)
ダム湖を時計回りで進む 一庫ダムの水量はやや少なめ
9:45
日生中央駅で班分け後、出発。今日は二斑の班長となり、Wさんをサポートする。
まずは一庫ダムへと向かう。ダムの周遊道路の右岸を回り
込みリンドウ橋を渡り知明湖のほとりの休憩所でトイレ休憩し、目の前の階段を登る。
所々に展望所がついている階段であり、振り返ると知明湖やその周辺の展望が広がる。
この右手の階段を登る 広場から知明山へ おおっ、自然林が!
11:30
登り切ると、そこには芝生の広い公園があった。こんな公園ができあがっていたとは全く
知らなかった。乳幼児をつれた親子連れが多い。公園を過ぎるとまた階段となり、知明山
への登りだ。

途中で他の障害者の登山をサポートする晴眼者が、このルートの下見に来ていたので、
会話をしながら登る。階段を登り尾根筋になると自然林のいい雰囲気だ。
しかし、Wさんのふくらはぎがやや悲鳴をあげだした。他の人たちに先に行ってもらい、
休憩の頻度を増やしてだましだましの前進となる。ガンバレWさん!
知明山 山頂 ランチタイムです〜
11:55
知明山の山頂。349.2m。昼食タイムとした。みんな思い思いのランチメニュー。
無線でIRCさんを呼んでみたが応答無し。残念・・・。
アンテナを送って下さった四国のLWZさんが、どこかの局とQSOされているがここか
らはこれまた残念ながら繋がらない。
舞洲でやっているフィールドミーティングの記念局のCQに応答した。

ランチタイムのあとは記念撮影と、初回参加者の自己紹介と元気賞の表彰。
驚いたことに、こんなにサボリの僕に「30回」の表彰をしてくださった。
正面が高代寺山 しばらくアスファルト道の登り
13:00
先ほどの階段下までまたピストンで下り、ネイチャーセンターでトイレ休憩し、左手へと
進む。知明湖の左岸を南下し高代寺山へととりつく。今日はアスファルト道が多いルート
でとてもふくらはぎが疲れやすい。途中の分岐で「もうダメかも知れない・・。ここから
一番近い駅で待ってようかな・・・」と心細くなっているWさんをペースメーカーにして
もらうためにAさんの横に進んだ。「あと少しだし、マイペースで行けばいいよ」
ここから山道に入ります 高代寺山・二等三角点
15:25
呼吸法やら歩幅などのアドバイスをしながら、なんとか高代寺山へ到着。488.7m。
珍しい「二等三角点」の山だ。この三角点にWさんもタッチ。「やったね!」

この山にもアマチュア無線の人たちが、よくアンテナを持って登ってきているとAさんか
ら伺った。展望もない山だが、NTTのアンテナがある山なので電波はよく飛ぶのかも
知れない。
高代寺の鐘 本堂
この山にはながいは無用と、高代寺へと向かう。この寺は名前の通り「高野山」にお参り
が出来ない信者に代わりにお参りすれば同等の御利益があるという寺で、良寛さんも訪れ
たという寺で歌碑もある。女人高野とも言われているが、今はひっそりと静かな寺。
竹林帯を下る 旧参道
15:55
ここからは旧参道を能勢電鉄の妙見口駅へと下るのだが、このルートを知らない私はとて
も楽しみにしていた。昔の参道という雰囲気が漂っているなかなか良い感じで、竹林も有
り、丁石も点在しているおもむきのある参道ではないか。
六地蔵 石仏もひっそりと あと少しで妙見口駅
やまあそさんの好きそうな六地蔵や石仏もありその説明文もあるルート。
石をサイドに積み上げた細い参道を下りきるともうすぐ能勢電の妙見口駅。

16:30
駅に到着。「Wさん、お疲れ様!なんとか歩き通せたね」「何とかなったなぁ」
みんな元気に帰路についた。
本日のルート(S:日生中央駅  G:妙見口駅)
この1つ前の記録は「温見峠から能郷白山」の記録です