【京都府】鷲峰山 (「山ネット」のサポート山行)


【行き先】 京都府 鷲峰山 (「山ネット」のサポート山行)
【日時】 2009年1月11日(日)
【集合】 JR京橋駅 北出口付近(午前7時50分)
【コース】 京阪京橋駅―中書島駅(乗り換え)―京阪宇治駅
京阪宇治駅・バス―維中前バス停下車
維中前〜大道寺〜鷲峰山山頂〜湯屋谷〜維中前―京阪京橋駅
【メンバー】山ネットの人たちとサポート参加の矢問 計29名
JR京橋駅に7時50分前に着くために朝食を食べて家を6時に出ないとならない。
その朝食に「永谷園のお茶漬け」とおかずをMICKEYが用意してくれた。
「朝からお茶漬け??なるほど・・・」今日は永谷園の発祥の地も行くことをよんでの
朝食なのだろう。まだ外はまっ暗で、大きな月がでている。「今日は晴れてくれよ〜」

今日の企画の担当は前嶋さん(視障者・女性)。
視障者参加者は新年早々で5人といつになく少ない。晴眼者は現地集合と併せて24名。
池田市の登山クラブからも5名がサポートに参加してくださった。

昨年1年間の山ネットの記録を毎年のごとく僕が印刷原稿を作り、中本さんと大石さんが
印刷・製本してくれたものを宗近さんが数十冊持参され、参加者に配布。
京橋組がそろったので「さて、出発しましょう」予定の電車より早く乗れた。

京都から参加のオリーブさんは中書島で合流した。
これだけ晴眼者の参加者がいる山ネット山行日は、サポートする側も安心感が強い。

宇治駅で見た東側の山は雪で真っ白に見える。
宇治駅では今日のコースリーダーをしてくださる深澤さんが待ってくれていた。
久しぶりの再会。ここからバスは始発なので貸し切り状態で乗れた。

同年の子供を持つ宇治の深沢さんとは、子供の成長の話や山や仕事の話をバス中でする。
いろいろな悩みをお互い持っている親同士「今日も事故が無いように頑張りましょう!」

9:50
維中前バス停下車で下車して、前嶋さんのスピーチがあり、3班に分けて深沢さんのリー
ドでスタート。僕は3班で谷口さんをサポートするように宗近さんからの指示。
谷口さん(女性)をサポートするのは初めて。谷口さんを良く知っている中本さんから谷口
さんのサポートポイントの伝授を受ける。
宇治田原町の茶畑
宇治田原町の茶畑
僕のザックにつけたサポートロープを谷口さんはしっかり持って「OKです。よろしくお
願いします」と明るい声が来る。「こちらこそよろしくお願いします」
山の話し、子供の話し、地震や電車事故の話し、オール電化の話しなど谷口さんと楽しく
会話しながら進む。流石に茶所。斜面の茶畑が綺麗だ。
「車止めのチェーンをくぐって」 「良い展望ね〜」
「車止めのチェーンをくぐって」 「良い展望ね〜」
10:25
大道寺の手前の広場で服を1枚脱ぐための小休憩。天気は良くて青空!
大道寺を過ぎて古い石道標を右へと入る。丁石が始まる。林道のチェーンをくぐり、チラ
チラと道面に雪が見え始める。トタン屋根の休息所を過ぎると展望の良いところに出た。
凍てついた土道も慎重に 木々には残雪 アスファルト道は怖い
凍てついた土道も慎重に 木々には残雪 アスファルト道は怖い
11:30
水洗トイレと大きな東屋のある広場で小休憩。青空に木々に積もった雪が風で舞った。
青空に雪が舞う。綺麗だ。
「これ、ポケットに入れておくと良いにおいよ」と谷口さん。クロモジの枝だ。
クロモジは和菓子などに添えられたり、高級爪楊枝を作るので有名。

アスファルト道に出た。これがくせ者だ。雪と凍結の路面はとても滑りやすい。
「うわっ、滑る」「怖いねぇ」と視障者の声があちらこちらから。慎重に慎重に・・・。
「金胎寺に到着したよ」 ここから行場巡りができる(300円)
「金胎寺に到着したよ」 ここから行場巡りができる(300円)
12:10
金胎寺。売店では甘酒が売られている。境内には役の小角堂もある。
ここからの行場巡りで知られているが、例会山行なので今日は行場巡りはしない。
寺域や山頂は宇治田原町ではなく、隣のこれもお茶所の和束町に属している。
「先月、和束町の和束川・不動谷へつららのゴルジュの沢登りに行ったな」と思い出す。
あそこも行場があった。
本堂への参道 本堂 江戸時代の物で痛みが激しい
本堂への参道 本堂 江戸時代の物で傷みが
多宝塔 行者堂
多宝塔 行者堂
本堂、多宝塔や行者堂のある所へ5分ほど登り移動。ここで昼食タイムとした。
じっとしているとやはり冷える。寒いのでラーメンを作りおにぎりを食べる。
手早く作るために、お湯を持ってきたのですぐに沸いて出来た。
深澤さんが「山頂に行きたい人は荷物を置いて行きましょう」と号令。
山頂への笹道にも残雪 D-STARのGPS情報(APRS)
山頂への笹道にも残雪 D-STARのGPS情報(APRS)
山頂への雪の笹道を登りながら無線機ID-92をオン。宝塚や高槻からの局が入感。
D-STARにして生駒RPTにアクセスすると綺麗に反応。
鷲峰山山頂の宝篋印塔 琵琶湖や比叡山が綺麗に見える
鷲峰山山頂の宝篋印塔 琵琶湖や比叡山が綺麗に見える
12:45
鷲峰山山頂(682m)。「じゅぶさん」とも「じゅうぶさん」とも呼ばれている。
古くは「空鉢の峰」と呼ばれ、雪をかぶった宝篋印塔には正安二年(1300年)とある。
「うわ〜、綺麗だ」琵琶湖も真っ白な比叡山方面も綺麗に見える。

琵琶湖が見えるので、ID-92をD-STARにして守山RPTにアクセスすると綺麗に反応。
GPSをつないで守山や生駒やWTCにCQを出すが、空振り。位置情報を送信したので
家に帰ってから見るのも楽しみだ。
1月の記念写真を撮る 「さて下山開始」 滑るアスファルト道
1月の記念写真を撮る 「さて下山開始」 滑るアスファルト道
多宝塔前にもどって記念写真を撮り、初参加者の自己紹介等をして、下山開始。
下山時の谷口さんのサポートは舟木さんに交代。僕は後ろからのサポートに回る。
しばらくは土の登山道だが、途中でまた凍結のアスファルト道に出る。慎重に・・・。
湯屋谷を下る 「倒木〜。頭を下げてくぐってね」
湯屋谷を下る 「倒木〜。頭を下げてくぐってね」
13:20
湯屋谷への分岐。ここからは土道。段々と堀切のような溝状の滑りやすい道になる。
段差があるところでは視障者の足の運びの指示でみんなの協力が必要となる。
「うわっ、滑る。」と後ろで前嶋さんの声がする。「右足をおろして。そうそう」とサポート隊。

倒木もあり、ひれをくぐることも3回ほどある。溝状の道で石ころが多いと視障者の足の
運びには急激にブレーキがかかる。「膝高の段差」「中央に石」「左が切れている道」等々。
ここがサポーターとの信頼関係での声と返事の掛け合いでの緊張の部分だ。
谷口さんをサポートする舟木さん 「最後も気を抜かないで!」
谷口さんをサポートする舟木さん 「最後も気を抜かないで!」
左下に民家が見えだした。「茶宗明神社までもうすぐですよ」
最後に丸太橋を慎重にサポートして渡ると目の前が茶宗明神社だ。
茶宗明神社 「永谷園」にまつわる奉納金の石柱
茶宗明神社 「永谷園」にまつわる奉納金の石柱
14:30
茶宗明神社(大神宮社)。
日本緑茶の祖、宇治田原の住民、永谷宗園の功績をたたえるとともに、宗園の
子孫がその年に摘み取られた新茶でお点前を行い、神社に献茶するという。

永谷宗園が八代将軍吉宗の時代にあみだした「青製煎茶法」の発祥の地。
境内にはおなじみ「永谷園」に関係する奉納金の石柱やお参りの記録が貼ら
れている。
「今朝は永谷園のお茶漬けを食べてきたな・・」と改めて思い出した。

トイレ休憩の後、出発。ここから朝のバス停まではずっとアスファルト道。
これが結構足には疲れるのだ。みんなが歩いてきた山並みが左手に見える。
舟木さんご夫妻と子育てやら旅行の話しで大笑いしながらバス停に向かう。

15:40
バス停にやっと着いた。15:51のバスなのでバッチリ。
バスの運行が変わり、山の中を歩くよりもバス停からの行き帰りの行程が長い山行
になった感じもあるが、新年1月の山ネットも無事終われたことに感謝したい。

今回の担当の前嶋さんからお礼のスピーチ、そして次回の担当の谷口さんからの
「来月は私の担当。参加をよろしく〜。約束よ〜」と、お願いスピーチで締めくくり。

ここからも朝と同じく始発バスなので、貸し切り状態で乗れた。
宇治駅で今日のコースリーダーをしてくださった宇治の深澤さんや奈良組の方と
別れた。

混んだ京阪電車で枚方駅まで行き、枚方始発の特急に乗り換え京橋へ。
宗近さんは車中でも山ネット15周年企画の話題に余念がない。
京阪の京橋駅で解散となった。

家近くの駅で、腹を空かせて待っていた息子ナイトンと夕食に行き帰宅。
今日の歩数は「26514歩」。良く歩いた。満腹と心地よい疲労でぐっすり眠れそうだ。
本日のルート
本日のルート地図
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