【北摂】もうすぐ春の金山


【山 域】 北摂/南丹市と亀岡市の市境:金山(かなやま)
【日 時】 2010年3月13日(土)
【コース】 るり渓別荘地(りんご村)−P602m−金山692.3m
      −北西尾根・Ca571m−瑠璃渓右岸−りんご村入口
【メンバー】MICKEY・矢問
どんより曇っている土曜日・・・。明日は晴れだが家の用事があり山には行けない。
「低くて昼過ぎには帰られる近くの山」のMICKEYからのリクエスト。
今年1月に剣尾山に登ったときに、やまあそさんが登っていたすぐ北の金山へ行くことに。
途中の吉野家で朝定食を食べても1時間もかからない。天気も怪しいし今日は近場だ。
173号線から瑠璃渓に向かう道や斜面には残雪があちらこちらに。
雪を口にするMICKEY 雑木林の尾根ルート
8:45
出発。少し南へ歩き右手(西)の斜面を登る。藪は薄い雑木林なので登れる。
市境の杭があるかと見たが見あたらない。
「ここで合ってるの?」と久々に山に来たMICKEY。
「尾根筋まで標高差100mほどだからすぐに楽になる」と僕。
なるべく斜面に雪のないところを登る。雪が薄くてとても滑りやすいからだ。
P602mには小さなプレート 斜面には残雪も
9:05
P602m。小さいが新しいプレートが木にぶら下がっていた。
「こんな所からも登る人がいるのねぇ」とMICKEY。「僕らも登ってる」と僕。
尾根筋に出るととても歩きやすい。雪があちらこちらに残っている。
大きな露岩が多い 「大きいよね〜」
尾根筋には大きな露岩が次々に出てくる。鹿が鳴いている。
次のピークから西進するつもりだったがピークを巻くように左手斜面に踏み跡が見える。
MICKEYが巻き道を進もうと言うのでそうすることにした。
あっけなく着いた金山692.3m さて下山バリハイルートへ
9:30
金山692.3m。「えっ、もう山頂?」とMICKEYはあまりの短時間で拍子抜けの様子。
「あまりに時間が早いし、ランチは別の所でしよう」と僕。
僕は肌寒いのでジャンバーを着たがMICKEYは相変わらずTシャツ1枚。
VX-8DでAPRS位置情報
VX-8DでAPRS位置情報を送信。VX-8Dで測位した高度は30mほど低く出ているが、
修正できないので送信メッセージで表記した。144MHzも430MHzも静かだ。

霧雨のような雨が1分ほど降った。
「どういうルートで下山するの」
「このまま西進してP650mから北の尾根に支尾根に乗って、通天湖のダムの所に下る。
そこから瑠璃渓沿いに東へ進んで、駐車地点まで歩くつもり」と僕。
「ちょっと天気も心配だから、もう少し短いルートで下ろうよ」
「う〜ん・・そうしたらここから北西尾根に乗っていこう」「そうしましょ」
この斜面は残雪が多い ランチ場予定のCa571mへ
10:25
Ca571m。晴れ間が時々出る。「暖かくなって来たね」
ここで少し早いランチタイム。
D-STARは届かないし、他の周波数もまだ静か。無線機をラジオにしてお茶タイムもする。
もうすぐランチ予定地だ Ca571m
10:55
食事タイムを終了し出発。少し戻って少し東に行き北向きに進む。
松の木が多い尾根で、細い雑木を根元からカットされ所々で柴がかためてある。
人の手が入っている尾根だ。「松茸山かな」「そうみたいだな」
馬酔木の花が咲いている。木の葉が落ちている時期なので地形図と景色を比べてルートを
確認できるが、なかなかルート取りに悩む難しいところもある。
2つコブを越えて北東に斜面を下る。
瑠璃渓の水の音が大きくなってくる。「渡渉するんじゃないよね」とMICKEY。
「地形図には道があるような感じなんだけど、行ってみないとわからな。けど、右岸沿いに
いけば渡渉せずとも道に出るよ」と僕。
瑠璃渓の沢沿いに出た 右岸を進む
11:35
瑠璃渓の沢沿いに出た。なかなかの水量と勢いだ。導水管が数本走っている。
地形図の波線の道を探すが踏み跡も見あたらない。「沢筋を進めば」とMICKEY。
「そうするか」と僕。ケーブルが右岸沿いに走っているが、途中で消えた。
沢沿い右岸は空き缶やいろんなゴミが沢山・・・。子供が幼稚園の頃に来たことがある。
MICKEYは沢ギリギリを通り僕は少し上の斜面を通る。灌木があるがヤブコギはない。

11:50
朝、車で通った「りんご村」入り口の看板の所に出た。
ここからは別荘地を緩やかだが長い登りが続く。サンショウウオ生息地の沢筋だ。
1軒1軒コテージやログハウスを見ながらがのんびり歩く。散歩をする人や工事をする人。
トラックやら車、郵便配達など案外よく車が走っている。右手にお墓や六地蔵もある。

12:25
駐車地点に到着。西側と違い、今日行ったルートはネットも工事も無く自然が残っていた。

土日祝だけやっているすこし先にあるりんご村の手打ちそば屋に行ってみた。
混んでいたので今日はそのまま帰ることにした。横には半国山の登山口もある。
半国山に登ったのはもう12年前の2008年12月で、亀岡市の宮前町から登った。
「一緒に登ったヴァイザー(ワンコ)も、今年でもう14才か・・・。」と僕。
「あの頃はヴァイちゃんも私たちも若かったね」そう言ったMICKEYはもう助手席で寝ていた。
るり渓温泉にも寄らずに、タイガースのオープン戦のテレビ放映が始まるまでに帰宅できた。
本日のルート
この1つ前の記録は「【江美国境稜線】残雪の音波山872.6m」の記録です