【北摂】川西市の低山・大平山


【山 域】 川西市・大平山257m(南西側の三角点は299.3m)
【日 時】 2017年3月25日(土)
【メンバー】矢問 
【コース】 15:30湯山台-大平山257m-三角点(299.3m)-ヒノキ苗木畑-湯山台18:00
大平山には北側のけやき坂から簡単に登っていけるが、湯山台からは登ったことが無い。
今日は家のトユの修理をしていて昼を過ぎてしまった。静かな低山、大平山に行こう。
15時過ぎに湯山台沿いから出発。

地形図を見て、大平山の東の尾根の付け根から登れるかと思いきや、住宅が有り私有地で
民家の庭で行き止まり。右手に畑を見ながら作業中のおじさんに取り付きを伺うと、もう
少し南下したら西への道があるという。地形図には無いが行ってみることにした。
   
   
横棒1本の車止めゲートがあるがくぐっていく。軽トラは走れるような道だ。道が無くなっても
リボンが付いた踏み跡になっていた。地元の自然観察会の会報誌ではよく出てくる山なの
で、そのときの物かもしれない。アセビの大きな木で花が満開だ。
   
   
この山もナラガレが進んでいる。キノコでの腐朽がすすんでいる木も多い雑木林。
イノシシが多いのだろうか、掘り返しがずっと続いている。
静かでウグイスの声がよく響く。
   
 古い道札を見ると、山頂へは右か左から回り込むようで、左に進路をとった。
   
   
16:10
大平山(257m)の山頂には小さな山頂札がいくつかぶら下がっている。
東方面が木の間から見える。よく登る舎羅林山や五月山も見える。

三角点はここから南西に進む。細いナイロン糸が踏み跡沿いに1本ずっと張ってある。
見えにくくて人によっては危ないのではないだろうか・・・。
昔は里山として薪や炭材を採っていたのだろうか。台木クヌギの姿がある。
   
   
16:30
地形図のP297mを過ぎてしばらく行くとやや右手に三角点がある。299.3m。
ここにも手書きのルート図がある。すぐ西のピークへと向かうと完全にヤブになった。
途中で左手(南)へのルートに下れば良かったのだろうが、このピークの様子も見たかった
ので、もどらずそのまま南下すれば地形図に少し道があるようなので南へと下って行く。
   
   
16:55
右手がヒノキ林になり池が右手、開けた左へ進むとヒノキの苗木畑に続く道に出た。

この畑の持ち主だろう人がいたので「すみません、通して下さい」と言うと「驚いたなぁ。
えらいところから出てきたね。気をつけて行きなさいね」と優しく言ってくださった。

あとはゴルフ場沿いの細い舗装路を西へと歩くだけ。どこからか山頂への取り付きが無い
かと左手(北)を観察しながら歩いた。ゴルファーが直ぐ右横でプレーしているのでシャン
クでボールが来ないかとやや怖い。この道を散歩されている地元の人、2名とすれ違った。
道沿いにはヒメオドリコソウが沢山咲いている。
   
「これはコハコベかミドリハコベか、ウシハコベカ・・」と思いつつ歩く。
「おしべの数からコハコベと思うけどなぁ・・・」
   
   
湯山台の住宅地の北端沿いにさらに東へと進む。スギやヒノキの花が沢山ついている。
木イチゴの白い花が目についた。ビロードイチゴのようだ。このあとナガバモミジイチゴや
クマイチゴ、エビガライチゴの花も咲き始める時期となってくる。

直ぐ横の木でウグイスが鳴いている。じっと見ていても全く逃げずに良い声で鳴いている。

18時に交差点にあるうどん店でうどんを食べて、焼き芋を買ってから帰宅。
 本日のルート/青ライン
 
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