【北摂】能勢妙見山・里山整備/多忙な3連休

日時 2017年3月19日(日)


 
土日の出勤が多い次男の誕生日の食事会を前倒しで18日(土)の11時から12時半まで家族で
実施してから、神戸市生田文化会館で15時からの森林インストラクター兵庫(FIGO)が実施する
今年度の新入会員のオリエンテーションと、相楽園で実施される歓迎観察会に出席した。

************************************

19日(日)は、第3日曜日なので「川西里山クラブ」の能勢妙見山の里山整備に参加して
汗を流した。「来るのを待っていたよ~」と今日は沢山やることがあるというT会長。

今日は16名の参加。椎茸のほだ木の植菌(菌うち)グループに加わろうと手を挙げたが
「今日は是非とも力仕事を頼みたいんだよ」とT会長。「ドキッ」。

第1日曜日は森林インストラクター兵庫(FIGO)のFIP(フォレスト・インター・プリター)研究会の
活動があるため、川西里山クラブの能勢妙見山の里山整備には第3日曜日だけ活動参加させて
もらっている。
   
   
ナラ枯れの伐採木調査では、被害木を薪にすると幼虫が這い出て来て94%死滅すると
いう研究発表があり、これに沿ってカシナガの猛威を抑え込もうという取り組み。
これを裏打ちするためにも割った薪を袋に閉じ込め、幼虫が蛹になる頃を見計らい開封し、
何匹死滅しているか見ようというもの。またその後もそのまま密封し、成虫で飛び出すかも
観察する。
   
その検証には、昨年ナラガレで伐採した団栗小舎の横の大きなコナラ(直径50㎝)を
長さ40㎝に玉切りして、小屋前まで運ぶ必要がある。これを会長とSさんと僕が担当。

大径木はチェーンソーで切るのにもとても時間がかかる。そして、たった長さ40cm
なのに運搬車に乗せるのにも大の大人が3人がかりで押し上げないとびくともしない。
この作業を繰り返し行うので、腰にはなかなかキツイ力仕事となった。
「また、市民体育館のジムで鍛えないと・・・」
   
   
別のメンバーは、今日中に100本の椎茸のほだ木に菌うちする穴を開けて植菌(菌うち)する。
(T会長とSさんのチェーンソー手入れの時間に、植菌の穴開け作業も数本だけ手伝った。
1本につき8列もの穴を開けるので、これも穴開けに体を固定する腰にストレスがかかる)

また別の複数メンバーは、伐採木を玉切りしたものを薪の細さに割って、乾燥小屋へと
運ぶ作業。ここで約半年間自然乾燥させる。

また別のメンバーは、センサーカメラのリセットと鹿柵の確認と、次年度の植樹予定地を
確認し40m×10mの2カ所が設定できるかをチェックする作業。

また別のメンバーは、今月30日の能勢電イベント「ごこちマルシェ」用のウッドバーニング
に使う輪切り木を作る作業。このイベントは人気もあり、沢山つくらないとならない。
   
   
今日は女性も3人参加されていたので、お昼の具だくさんのみそ汁を作って下さった。
感謝!

昼休み時間には、T会長と次に張る予定の防鹿ネットのことで意見交換した。

15時すぎまで整備作業を繰り返し、本日の活動も終了。

今日は晴天の暑い日となり、持参したお茶は余ること無く飲み干した。
妙見口駅前の「かめたに」で、でっちようかんを買って帰り、家では腰のストレッチを
しっかりした。

*********************************

翌日20日(祝)
は深江の東洋ナッツ食品の第28回アーモンドフェスティバルに行った。
10時の開始時間に着くように最初のシャトルバスに乗りたいので、朝8時に家を出た。
   
   
   
サクラより一足早く咲くアーモンドの花がもう満開近い。阪神電車の深江駅からは
シャトルバスが出るが、第一号からすごい人。会場は美味しい食べ物やナッツ類の
買い物客で、オープン時間からすごい人数。食べ物は「どれも美味しい!!」と相棒は
大満足。特につきたての餅にアーモンドきな粉、ピスタチオきな粉の餅や揚げたての
アーモンドは実に美味しい。どの食べ物も買い物も長蛇の列。
沢山食べて、各種ペーストなども色々買って、昼からは実家の墓参りへと向かった。

*********************************

なかなか多忙な充実の3連休だった。今夜から崩れるという予報通り夕方から曇りだした。
暖かい3連休で、ユキワリイチゲやヤマルリソウも咲き、鉢植えの桜も3つの花が開いた。
   
  1つ前は「【宍粟】残雪の天児屋山から大通峠スノーシューハイク」の記録です