【但馬】シャクナゲとブナ林の久斗山


【山 域】 香美町と新温泉町の町境・蓮台山と久斗山
【日 時】 2013年4月27日(土)
【コース】 甌穴公園-蓮台山628m-久斗山650m
     -中央尾根(北尾根)-甌穴公園
【メンバー】MICKEY、矢問  
「GWはどこも混むので、静かな山に行って温泉とおいしい物を食べたい」と、MICKEY。
「明日は3座、明後日は2座を登り、500円以内の浜坂温泉と湯村温泉に行こうか」と準備。
夕食を終えて夜8時過ぎに、日本海側の香美町&新温泉町へと向かう。

がら空きの9号線や426号線を走る。明日からは晴れが続くと言うが、すごい稲光と雨がキツイ。
久斗山の登山口で車中前夜泊する予定だったが、綺麗なトイレもある余部鉄橋下の道の駅で
車中泊することにした。「余部鉄橋へ家族4人で行ったのはもう20年ほど前になるな」と思い出す。

23時半着。余部鉄橋も2010年に新しくなり、下にトイレだけだったのが道の駅までできている。
車は3台のみ。稲光と雨の中でXトレイル車中泊。午前3時半には雨も上がり星が出ていた。

5:25
道の駅あまるべから、少し南へ戻り長谷川にかかる市午橋を渡り甌穴公園へと向かう。
橋を渡るといきなり道路工事現場で戸惑ったが、すぐ右手の仮設の町道を走れば良い。
昨日の夜の雷雨とはうってかわって予報通りに晴天となり良かった。
   
 甌穴公園の駐車スペース 涼しい出発 
5:45
簡易トイレが1つぽつりと立つ甌穴公園を出発。
駐車地点にもツボスミレやムラサキケマンなど沢山の花が咲いている。
「春ね~」とMICKEY。「このトイレでは、前夜泊をここでしなくて良かった」と僕。

少し林道を上っていくと左手に登り口とある。「これは久斗山へ中央尾根(北尾根)を
登る登り口で、今日は蓮台山経由で登る予定」と僕。
   
 左は林道/尾根に取り付く  新緑と鳥の声♪
そのまま林道を5分ほど歩き、右手の尾根への取り付きの登山口から登る。
ヒンヤリとしていて僕らにはちょうどいい。
多くの鳥の声がすばらしい山だ。「新緑が実に綺麗ね」とMICKEY。「本当だなぁ」と僕。
イワカガミやイカリソウなどの花が豊富な登山ルートだ。

だんだんと傾斜がきつくなると、粘土質の登山道は滑りやすくて力がいる。
「ロープに頼るな」というプレートがあるも、今日はロープに頼らないと足もとが滑って
実に登りにくい。低山ながらパワーがいる。なかなか休憩できそうな傾斜にならない。
少し傾斜が緩んだところで小休止。
   
 シャクナゲが咲き始め  ブナ林の新緑がまぶしい
6:35
標高390m地点「でべそ」。このあたりはシャクナゲの群生地でちらほらが咲いている。
ここは三川山と同じくシャクナゲで有名な山だが、まだつぼみも多くて満開はもう数日あ
とだろう。ブナ林の新緑が実に美しい。
   
気持ちの良い新緑   熊岩
7:05
「熊岩」別名「オオカミ岩」。熊が冬場に住み着きそうな穴がある。
   
 蓮台山  笹のブナ林を進む
 7:15
蓮台山。628m。
「八幡神社元屋敷」と掘られた石があり、北側は自然林、南側は植林の山頂。
展望は全然良くない。行動食タイムとして休憩。
東への細い踏み跡の縦走路を進む。膝高の笹があり踏み跡が不鮮明なところもある。
ヌタ場のような水たまりには無数のカエルの卵があった。
やせ尾根もあり、なかなかおもしろい。
   
 スッキリと見えない空気・・・ 「鳥の声が多いね♪」
オオカメノキの花を見ながら歩くと「リッジ629」という札の次に「ビューポイント」という札が
ある。三川山・蘇武ヶ岳・妙見山、氷ノ山・仏の尾・扇ノ山の大展望が楽しめるようだが、
晴天の割には空気の関係か、スッキリとは見えない。
「すっきり展望がきくようなら久斗山の先の三角点やその先の濃於美山まで足を伸ばすつ
もりだったけど、この程度の見え方なら久斗山から北尾根を下る予定にしよう」と僕。
   
 笹が腰高になってきた 日本海と余部鉄橋も見える 
ヤマツツジの花を見ながら歩くと笹が腰高になってきた。ブナ林の新緑が気持ちよい。
日本海側も木々の間から見え、余部鉄橋も見える。登りの時と同じくウグイスはじめいろ
いろな鳥の声が多い。 
   
 久斗山  急な下り開始
8:05
久斗山(カサハ山)。650m。シャクナゲやオオカメノキの花はチラホラ咲き始めている。
北尾根を下ることにした。地形図でもわかるが本当に急な尾根で「尻餅に注意しろよ」と
後ろのMICKEYに注意したとたん、僕がスリップして尻餅。MICKEYに笑われた。
   
 北尾根も石楠花が多い 尾根の左(西)斜面にも多い 
足場に困るくらいにイワカガミが沢山咲いている。蓮台山の登りよりもこの尾根の方が
沢山のシャクナゲが咲いていた。

ガマズミも咲き始めている。沢の音が聞こえ始めた。イチリンソウも沢山咲いている。
地面にヤマフジの花が落ちている。昨夜の雷雨と風で落ちたのだろう。
沢が見えた。キンポウゲの黄色い花が沢山咲いている。
   
 沢を飛び石で  甌穴公園の滝
9:25
細い沢を渡る。もう車まで2分ほどだが、右手の滝の所へ「天然記念物・アセビ谷甌穴群」を
先に見に行った。公園らしくなく今は手も入れられていないようで荒れている。
まだ誰も来ない。2座とも人には1人も会わず、鳥の声とブナの新緑と多くの花を楽しめた。
   
 道の駅前から久斗山(右)  余部鉄橋を2両走る
「さて、道の駅あまるべに戻り10時からの食事開始で軽く食事をして、観音山に登るた
めに、白馬公園へと移動しよう」と、食事をしたりのんびりと新しい余部鉄橋を渡る列車の
写真を撮ったりしつつ、浜坂へと移動した。「明日の行動食の買い出しも必要だな」と僕。

今日はこのあと観音山に登り、浜坂温泉に入って漁港で海の幸を楽しみ、車中泊の予定。
 本日のルート
 
  この1つ前は「【篠山】ヒカゲツヅジの岩稜尾根から八ヶ尾山」の記録です