【京都西山】三郎ケ岳(616m・三角点613.7m)


【行き先】 亀岡・三郎ケ岳(616m・三角点613.7m)
【日 時】 2005年3月6日(日)
【メンバー】MICKEY・矢問
【コース】 中池東・ロードパーク−三郎ケ岳
      −南尾根−南西尾根−ロードパーク

今日は午前は曇りだし、近場の亀岡市の北部にある「三郎ケ岳」へ行くことにした。
中池の東へと、集落に入っていったが車1台幅の車道ばかりで駐車が出来ない。
住民のご迷惑になってはいけない。戻ってトイレのあるロードパーク駐車場に駐車。

三郎ケ岳・山頂付近に開口部が 谷の左岸を上る
8:25
ロードパークを出発。さきほど車で進んだ道を歩いて登っていく。
山の上部に切り開かれて木が無い地点が見える。あそこは何なのだろうか。
最初は林道のようにわだちもある。手入れされ明るい植林の道だ。

8:40
三俣。尾根筋は真ん中なのでそれを進む。
堰堤や45p幅の新しい板の橋がある。地形図の波線の登山道はそちらのようだが、
いま歩いている左岸にもしっかりした踏み跡がある。
「どちらを進む?」「尾根筋が楽かも知れないけど、左岸でも行けるならどちらでも」
「じゃあ、左岸で進むよ」と左手に本来の道のある尾根筋を見ながら谷の左岸沿いを登る。
谷を詰めたら踏み跡が無くなり急斜面に変わった。自然林の急登。キツイ。
「ここからは急登か。鹿の足跡を拾って登ることにするよ」
「沢登りのときのパターンに似てるね。いつものことか・・ま、楽しいけどね(^^)」とMICKEY。
斜面には残雪が。なかなかキツイ斜面で休憩しつつ登る。
右手前方にグリーンのネットが見えてくる。
「こんなところに、ゴルフ場??」とMICKEY。
「いや、吹き流しもあるからきっと下から見えてた切り開かれてた部分。パラグライダー
の出発地点でもあるのかな」と僕。そちらへ向かって息を切らせて登る。あと一息だ。
パラグライダー出発地点 出発地点からの素晴らしい展望
9:40
切り開かれた斜面へ出た。やはりパラグライダーの出発地点だ。見晴らし最高!!
パラグライダーをする人へ関西電力の注意書きの看板もある。ハンモックもある。
「普通の登山道を登っていたらここには出なかったね」「バリハイでのラッキーね(^^)」

「素晴らしい眺めよね〜。三郎ケ岳って言うだけあって、ここ禿げてるのかな(^^)」
「そんなこと言ったら、三郎っていう名前の人達がみんな怒るぞ〜(^^;)」

先を見るとそこまで林道があり、車のタイヤ跡がある。ここまで車で来られるようだ。
林道を少し登り山頂を探す。林道の横に石標がひっそりと。地形図とコンパスで確認。
「山頂まで距離にして30mも無いはず」そこから木々の間を高い方へと進む。
三郎ケ岳・三角点地 「三郎ケ岳」の山頂札
9:55
山頂。もっとも高いと感じる地点には何もない。「ここ本当に山頂??」とMICKEY。
「山頂と三角点は違う山。山頂は616mで三角点は613.7mだから少し南方向に
あるはず。手分けして探してみよう」二手に分かれて木々の間を探す。
「あったよ〜。あったあった」とMICKEYの声。山頂札や三角点があった。

しばらく休憩して、ピストンせずに南尾根から南西に下る地形図の波線の道を進む。
「なかなかしっかりした良い道よね〜」「自然林で落ち葉のクッションも気持ちの良い
道だなぁ」と、快適に下る。時々下の集落の景色が見えて綺麗。静かで気持ちいい。
自然林の気持ちの良い下山路 集落道路へ出た
10:40
集落出合いに出た。殆ど消えた字で「三郎ケ岳登山道」という木札が橋の横にあった。
その反対側には古い石柱に「右そのべ」とある。昔の街道であろう。
集落の中を通り、田畑の中の工事中の道を通ってロードパークを目指す。
右手には今登ってきた三郎ケ岳と下山の尾根筋が一望に見える。
三郎ケ岳の全貌
11:00
ロードパークに着いた。昼前で昼食は車の中で食べながら帰路についた。
天気予報通り午後から晴れらしく、ぽかぽか陽気になってきた。
本日の「三郎ケ岳」ルート図
この1つ前の記録は「氷ノ山・2月の新雪登山」の記録です