【北摂】大堂越から妙見山そして秋葉山


【山 域】 北摂・大堂越から妙見山そして秋葉山
【日 時】 2012年1月7日(土)
【メンバー】ジョアン・ビッキー・矢問
【コース】 能勢電・妙見口駅−ケーブル乗場−大堂越−振野(点名/野間547.2m)
      −妙見山(660.1m)−P444m(点名・吉川)−秋葉山(P349m)−妙見口駅
3日に干支の山、竜王山の山頂祠にお参りに行き、さて連休は遠出しようかと考えていると
年末に「囲炉裏村の忘年会」に初参加した、ジョアンさんから「能勢妙見に行こう」とショート
メール。ビッキーさんからもお誘いメール。「先月23日に行ったばかりなので他の山にしよう」
と返信するも「夕方用事があるので妙見に」とジョアンさん。ジョアンさんチの裏山のような山。

「コースは?」と返信して聞くと「初谷ルートしか知らないのでお任せする」と返事が来た
ので、その後集合時間や持ち物を連絡すれども返信が来るのはビッキーさんのみ。
とりあえず、昼の食当は僕がすることにして食材の準備をした。

「言い出しっぺからの返信がないね・・・」とビッキーさんと僕。ビッキーさんの乗っている電車に
乗り込んで、ジョアンさんの最寄り駅ホームをみると「あっ、ジョアンさんがいる」。「ホッ」

「ちゃんと返信してよ〜。了解したのか、何かあったのかわかんない」と、僕とビッキーさん。
「わるいわるい、返信しないとだめなのか〜・・・。ハハハ」と、のんきなジョアンさん。
   
 三が日を過ぎると静かなケーブル乗り場  「ゆっくりでいいよ」
8:55
妙見口出発。地形図を渡しルートの説明。「大堂越から行って振野に寄って行く」と僕。
大堂越ルートは2009年12月に登って以来となる。

妙見ケーブルの乗り場の左横から大堂越のルートに入る(9:15am)。
去年の台風でこの沢沿いも影響があったのか、下部が崩れてえぐれていた。

3人で中学の頃、高校の頃の懐かしい話しをしながら登る。共通の話題を話しているのだ
が、歌手にせよ、俳優にせよ3人とも名前が出てこない。「ほら、アレに出てた人やん」
などと3人ともが「アレアレ」の連続で「あ〜、あの人やね。名前は出ないけど」ばかり
で大笑い。「3人とも、もう脳みそがボロボロやなぁ。」「ホンマや、もうあかんねぇ」
3人の「アレアレ会話」はまだまだ続く。

大堂越から右へ行くと妙見山だが、まずは左に進路を取り振野へと向かう。
「ちょっと急斜面なのでビッキーの靴ではキツイかな」ビッキーさんは登山靴を近日購入の
予定でローカットのシューズ。「滑るねぇ」とビッキーさん。僕のストックを貸した。
   
振野(点名 野間547.2m)   妙見山へ
10:05
振野(点名 野間547.2m)「3人で来た初めての三角点だし、記念写真でも撮るか」と僕。
「まめやなぁ」とアジョンさん。高校時代はジョアンさんの方が断然マメだった。
大堂越に下っていくと、男性1人女性3人が妙見方面へと登っていくのが見えた。
「自分のペースで歩けばいいよ」とビッキーさんを先頭にする。
途中で前の女性達を抜いた。「妙見の水広場で今日は焼き芋などのふるまいがあるけど
お腹を空かすためにもパスしよう」「そうだね」
   
「雪がチラチラ降ってるよ」   「この辺りは積もっているね」
妙見リフトの山上駅横に来るとリフトが動いているのが見える。展望の良い墓地横の左
ルートを直進してお宮に行っても良いが、雪でビッキーさんが滑りやすい斜面になるので、
そのまま右の広い参道を進むことにした。登山道横には小さな雪だるまが2つあった。
     
 まだ人が少ない時間  三角点はこの裏  傷だらけのブナ
11:10
「妙見山の三角点には行ったことがない」とジョアンさん。妙見山の三角点へと案内。
雪がうっすら積もっている。その横のフナの木は相変わらず落書きの傷だらけ・・・。
山門の寒暖計は「−0.5℃」を示していた。階段には凍結防止剤。慎重に下る。
   
 展望デッキからの展望  妙見宮へお参りに
11:15
お参り。お百度参りをしている人が沢山いらっしゃる。
お堂も、読経のところも「撮影禁止」と貼り出されている。
「寒いし、陽の当たるところで昼ご飯にしよう」「そうしよう。寒い、寒い」
   
 「温まってウマイ!」 天気も良し 
11:40
山門を出てすぐ右手の展望ベンチの一番奥でランチタイムにした。展望も良い。
寒いときの定番は、キムチ鍋。「3人で食べきれるかなぁ。残さず食べてよ〜」と僕。
「お〜、寒いときに温かい食事は嬉しいなぁ。うん、ウマイよ!」とジョアンさん。
「具がたっぷり〜。美味しい、美味しい」とビッキーさん。
「お腹一杯になるなぁ。これじゃまた正月太りが解消されないなぁ・・」と僕。
ジョアンさんは腹筋運動などして学生時代よりスッキリスマートになっている。
食後はビッキーさん特製のコーヒータイム。「美味しいコーヒーだなぁ」
   
ここから下山開始   うっすら雪化粧
12:25
下山開始。
「下山は尾根コースで下りよう。444mの三角点を通過して駅のすぐ近くにでるルート」
「了解」と2人。駐車場を抜けて尾根コースに入る。木の話しや笹の話しなどをしながら
途中からメインルートから離れて、左への踏み跡程度のルートに入る。
「これ、道なの???」とビッキーさん。「心配ないから」と僕。
   
 リフト妙見山駅方面 P444m「点名・吉川」の三角点 
13:15
P444m「点名・吉川」の三角点。以前は無かった山頂札がぶら下がっている。
本日3つめの三角点「吉川」を過ぎて少しすると「おや?」とルートが違うのに気づく。
やはり左に見えた尾根に乗らないといけない。間違ったテープが貼ってある・・・。
少し戻って軌道修正。 
   
 お堂 「出たね〜」 
13:30
P349m秋葉山。去年5月にぶら下げたらしい山頂札があった。
小さなお堂を過ぎて直進。右の老人施設の方に下らず、膝高の笹藪を抜けると
鹿よけネットが2重とも倒れている尾根の先端。右に少し行き作業道で車道に出た。
時計回りで神社の細い道を抜ければもう駅だ。

13:55
妙見口駅到着。
「3人で再会できて山に登るなんて縁だよな〜。また次回もよろしく」とジョアンさん。
「登山の道具をちゃんとそろえて行かなくっちゃ」とビッキーさん。

「ジョアンさんもビッキーさんも囲炉裏村にアクセス入村が完了していないので、帰宅し
たらチャレンジしてね」と僕。「了解〜」とビッキーさん。 「携帯メールもネットも苦手だ
けど・・・やってみるかぁ・・」とジョアンさん。「これを機会にネット開眼してくれ〜!」と僕。

3人寄ればすぐにタイムスリップして、話題からも若返った気分になれた1日だった。
「アレアレ会話」が続いた「同級生再会記念 新年初登山」は無事終了。 
本日のルート  青ライン 
 
  この1つ前は「【北摂】干支の山/竜王山から三草山」の記録です