【若狭】ブナ林の若狭駒ヶ岳から百里ヶ岳


【山 域】 若狭・湖西 若狭駒ヶ岳から百里ヶ岳
【日 時】 2008年11月1日(土)
【メンバー】矢問単独
【コース】 朽木・木地山バス停前−焼尾東谷−駒ヶ越−若狭駒ヶ岳780.1m
      −P696m−与助谷山753.8m−P765m−桜谷山825m−木地山峠
      −百里ヶ岳931.3m−シチクレ峠−南谷−朽木・木地山バス停前
朝4時前に家を出る。天気予報通り湖西道路から先は雨になった。
朝6時には止む予報だが・・・。
鯖寿司「へん朽」の電気が点いている。「今日はえらく早いなぁ。帰路に寄ろう」

昨年の11月のスタート地点「ろくろ橋」のふくらみに5時に着いた。
夜明けまでX-トレイル車内で寝て待つ事にした。6時半を過ぎても雨が止まない・・。

木地山バス停の所へ移動。霧雨になったので雨具を着始めたが・・・青空が!
木地山バス停前の鉄の橋 畑の柵を開け閉めして登山道へ
7:10
雨が止んだので出発。今日は「ろくろ橋」からではなく、木地山バス停前の登山口から。
昨年はなかった登山口の立て札と畑の通り方が丁寧に図示して記されている。
鉄の橋を渡り鹿よけネットをくぐり、畑の柵を開け閉めして焼尾東谷を通る登山道へと進む。

昨年は、焼尾東谷最後の道標から東の尾根への登山道を進まず谷を詰めていき
「駒ヶ越」にドンピシャに出る急登尾根を登ったが、今日は地形図にない登山道がどの
ように続いているかを確かめてみたいとも思っている。

7:35
植林帯の最後の丸太橋を渡り進むも、記憶の東の尾根に入る道標が見あたらない。
「地形図のCa418m地点から東の尾根に乗ると記憶していたが・・・」
この道標から右(東)の沢筋へと進む
200mほど戻りCa418m地点に。尾根口を見るが道標は無い。再度進むと、Uターンした
地点から50mほど先に行けば「駒ヶ岳2.1km」の道標があった。Ca418mから2つ先の
沢沿い右岸を進むのだ。「昨年の記憶はエエかげんだな(^^;)」
 (※去年はそのまま北進して昔の登山ルートの急登尾根を登り駒ヶ越に出た)
沢沿い右岸を進む。なんとなく芦生の雰囲気を持つ谷。大きな鹿が水を飲んでいた。
巨木の手前を右俣へ 細い右俣の左斜面に道標
8:05
二俣になっている。踏み跡が消えてない。まっすぐ先には巨木が見える。地形図をにらみ
右俣の細い谷筋の右岸に入るとすぐ左手に「駒ヶ岳1.9km」の道標があった。
このルートではここが読図ポイントとだろう。ここから尾根にとりつくのだ。
百里ヶ岳方面 尾根にブナが出だした!
左岸に渡り、ここからは右の斜面を尾根へとつづら折れにずっと溝状にしっかり踏み跡が
ついている。「おお!」素晴らしいブナ林が始まる。振り返って斜面を見ても素晴らしい!
ずっとブナ林が続く 南尾根・中央分水嶺
8:30
去年歩いた駒ヶ岳の南尾根に出た。「う〜ん。本当に素晴らしいブナ林だ」中央分水嶺の
道標もある。ここでものんびりしていた大きな鹿が驚いて逃げて行った。
雨上がりの冷たい風が心地よい。しっとりぬれた落ち葉の絨毯が良い雰囲気だ。
駒ヶ越へとブナ林の尾根を進む 駒ヶ越
8:45
駒ヶ越。「高島トレイル」の黄色いビニールがひらひらとうるさく付きだした。
綺麗なブナ林には全く邪魔な存在。10分で分岐に着いた。左へあと少しで山頂。
駒ヶ岳 与助谷山への県境尾根
駒ヶ岳。誰もいない静かな山頂。しばらく景色を楽しむも、じっとしていると肌寒い。
無線機を出し、D-STARで京都嵐山、六甲西、生駒のレピータに接続を試みたが、無理。
今日、熊川宿側の森林公園から駒ヶ岳に登ってくる予定のてるさんやしんさんへのメモを
三角点に残して、9:15出発。
(★「てるさんたちが山頂まで来て気づいてくれないとメモがゴミになってしまう・・・・・」と
   気になっていたが、pikkuさんのこの日のブログを見ると、気づいてくれたようだ(^^))

山頂から少し戻り「木地山峠4.5km・与助谷山1.7km」の道標を右(西)へと進む。
ここから百里ヶ岳へのルートは初めてだ。落ち葉の絨毯が気持ちよい。
右斜面(南)が植林、左斜面(北)がブナを含む自然林の県境尾根だ。
所々で展望が開ける 与助谷山 753.8m
10:00
与助谷山。753.8m。古い道標には755.8mとある。大きなブナが並んでいる。
10時のしんさんを無線でコール。まだ駒ヶ岳の東稜線に出ていないのか繋がらない。
雪圧で木々が左右に寝ている 百里ヶ岳方面
素晴らしいブナの尾根が続く 桜谷山から駒ヶ岳方面の展望
10:40
桜谷山824.5m。地形図のP825mだ。南側や東側の展望が良い。
D-STARで京都嵐山、六甲西、生駒のレピータに接続を試みたが、無理。
京都のレピータからの声が聞こえたようが、ひっくり返っていて全く意味不明。
430FMでは東海マラソンコンテストのCQが活発に聞こえる。
愛知県常滑市からのJA2UIV/2、愛知県蒲郡市からのJP2MYG/2に応答し、
コンテストナンバーをサービス。
11時のしんさんコールを試みたが応答なし。こんな距離で繋がらないのはおかしい・・。
木地山峠の旧道標 お地蔵様
11:25
木地山峠。お地蔵様がある。おもしろくない植林の登りか・・・と思っているとまたまた
素晴らしいブナ林が広がった。「こういう登りは苦にならないな」
ブナ林が広がっている あと少しで百里ヶ岳
つや消しはなんと言っても、あの「高島トレイル」の黄色いひらひらリボン!
全く不必要なほどの数をぶら下げている!。全くセンスもクソもない付け方だ。

12時のしんさんコールをしたが応答なし。
「今日は繋がらないな。また残念だが、次回のお楽しみとしよう」
4年ぶりの百里ヶ岳 下りはじめると展望が
12:15
百里ヶ岳。この山頂は4年ぶり。
山頂には誰もいないので写真を撮っていると、根来峠方面から7〜80名の団体が登って
きて、静けさは一変した。「やはり人気の山だな・・・それにしても団体とは・・・」

山頂から少し東側に逃げて、みそ汁を作り食事を済ませ、コーヒーを飲みつつ、D-STAR
で京都嵐山、六甲西、生駒のレピータに接続を試みたが、ここでも無理。
「931.3mあってもD-STARのレピータまでは届かないか・・残念」
団体さんが食事をしている間に、そそくさと山頂をあとに下山を開始することにした。
(地形図を見ていると山頂から東尾根をずーっと下っていっても良さそうだが、今日は南へ)
なかなかの展望 振り返ると百里ヶ岳
12:50
下山開始。虎ロープもついている急な下りとなる。根来坂峠と小入谷峠の分岐を小入谷峠
方面へと南東進。福井県(小浜市)と滋賀県(高島市)の県境尾根ともここでお別れ。
シチクレ峠 南谷左岸尾根から百里ヶ岳
13:15
シチクレ峠。ここで北東にのびる南谷を下るのだが、地形図を見ると谷の中を進むより
左岸尾根を一本北の谷との出合まで進んだ方が楽そうなので、尾根筋を下ることにした。
南谷左岸尾根の下り 出合 林道に出た
右下に南谷を見ながら下る。途中で右への小さな支尾根があるが広い左方を進む。
出合近くになるとクマハギ防止のビニールを巻いた杉が出だす。そのあたりからとても急
な下りになるが、慎重に進めば問題なし。斜面にはイワカガミが多い。花の頃は綺麗だろう。
「これがあると次はシャクナゲの木が出るかな」と思っていると、シャクナゲの木が出てきた。
林道を歩く
13:45
左に林道が見え始めると、出合。林道が左から来ている。どこまで伸びているのだろう。
ここからは木地山の集落まで未舗装の林道歩きとなる。のんびりとクールダウン。
左への木地山峠への林道分岐を見つつ、進めばあと少しで集落だ。

14:20
車止めロープのある橋を渡ると最初の民家。ご主人に会釈。
その近くの民家では大量の薪割りをされていた。

14:30
木地山バス停前。マイクロバスが2台駐まっていた。今日は25,150歩。よく歩いた。
さて、「てんくうの湯」で汗を流して帰ることにしよう。

てんくうの湯は空いている旧館(たった2名!)で汗を流し、いつもの鯖寿司「へん朽」に
寄る。「今朝はえらく早くから電気が点いていたね」「太巻きの注文が45本も入って
夜中の3時半から仕込んでいたのよ。1人で疲れたわ〜」とおばさん。
「頑張ってるね〜。今日は鯖寿司1本と太巻き1本にする」「はい。気をつけて帰ってね」

名神高速「桂川SA」で休憩しつつ、D-STARで京都と生駒のレピータにアクセス。
生駒430経由WTC1200レピータでJA3PTRさんと久しぶりにQSO。

駒ヶ岳から百里ヶ岳の素晴らしいブナ林の周遊ルートだった。距離も日帰りに適している。
来週くらいが紅葉のピークかな。新緑の頃もこのルートは良さそうだ。
それにしても不要なほどのテープや、黄色の高島トレイルのひらひらには閉口する・・・。
ルートの整備といいつつもあれはいずれこの山に持ち込んだゴミとなる・・・。
本日のルート
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