横山岳


【山 行 日】平成11年5月8日(土)
【行き先 】横山岳(1132m)・・関西百名山の1つ
【メンバー】矢問源氏とその妻MICKEYの2名
【天  候】晴天


花が豊富な山として有名な湖北の山。僕たち家族がすぐそばの琵琶湖の北部、
大浦でバス釣りをしていた5月3日に、囲炉裏の助役夫妻が行かれて超満足さ
れた山行記録を読み、行ってみた。
朝8時前に自宅を出発。出発が遅れ、心配した高速もガラガラで快走。
10時00分

白谷登山口駐車場に着く。車は14台。名古屋や、岐阜、姫路ナンバー。
10時10分

登山者名簿に記帳して出発。歩き始めるなりあちこちの花に目がとまる。
イチリンソウやミヤマハコベが出迎えてくれる。ヤマブキもすごい花盛り。
MICKEYはミヤマハコベが「かわいくて好き」とのこと。スミレも多い。
道沿いの草がスパッと切れるもので切られてきれいにされている。土の細い道
も足の運びやすいように互い違いに足が入るように掘られている。それもつい
先ほどされたよう。こういう整備の仕方は丸太の階段なんかよりずっと自然で
好きだ。何度か沢を渡るが、MICKEYはストックを持参していたので安定してる。
小滝がある。水量も豊富。沢沿いの涼しい風が何とも心地よい。ニリンソウも。
ヒトリシズカなんてかわいい花も。名前も粋だなぁ。
11時00分

経ガ滝。昔は杉野に栄えた横山神社の山岳霊場で、新宮寺の僧が滝で身を清め、
写経したことに由来するらしい。イカリソウもたくさん咲いている。
ここで先行の4人を抜いた。暑くてバテていた。しかしいろんな花が多いなぁ。
11時30分

五銚子の滝。これも横山神社に捧げるご神酒を清めたことと、滝が5つに分か
れていることから付いたという。20.5mの高さは迫力がある。
ここで、この登山道を整備している杉野山の会の人々が滝の名札を立てたり、
登山道の札を木にぶら下げる作業中であった。暑い中、頭の下がる思いである。
ここからは急な登りが始まった。途中でバテている先行の3人を抜いた。
途中にもミヤマキケマンはじめ多くの花に目をうばわれた。花が豊富!!
12時50分


頂上到着。きびしい登りから解放だぁ。
山頂付近はブナ林。やっぱり涼しい早朝に登るべきだ。
頂上では15人ほどが昼食中。晴天だけど少しモヤっている。展望はなかなかの
もの。気象観測施設の上に登って展望を楽しむ人も。エエンかいな・・・。
僕たちも昼食。すぐ横にはコブシの花(タムシバかな??)。
晴天なのに「ゴロゴロ」と不気味な雷の音。
13時20分
下山開始。コエチ谷コース。まぁ、なんとも急な下山路。こちらも花が豊富です。
助役の言っていたカタクリが見つからないよ〜。シャクナゲはまだ少し早そう。
14時25分
堰の所に出た。14時38分、網谷出合まで林道。ここも花が豊富。すごい。
14時42分駐車場に戻ると車は8台。ホントに花、花、花、の山でした。満足。