書写山と笠松山


【日 時】平成13年1月14日(日)
【行き先】 書写山(371m)・笠松山(244m)  ・・ふるさと兵庫50山 
【天 気】 晴天                        
【コース】 書写山:ロープウェイ前−東坂−円教寺−山頂−西坂−ロープウェイ前
       笠松山:古法華寺−山頂−古法華寺 
【メンバー】 矢問&MICKEY

家を朝6時半に出た。中国自動車道で福崎まで行き、県道67号を南下して
書写山ロープウェイ前へ。売店のトイレはシャッター。裏の公衆トイレを使った。
ロープウェイ前の広い高架下駐車場には車が6台ほど。

8時30分

出発。東坂を目指す。駐車場奥(西)に進むと、軽自動車が1台通れるような左へ
緩やかに曲がった川沿いの道になる。それを進むとしばらくして右への道標。
住宅地を通り、突き当たりの八幡神社を右に折れしばらく歩くと女人堂。
その墓の左側から登山道があるが、あいにく階段と道の工事中で、トラロープが
張ってあり、工事用シートがずっと上までかけられている。困った。
お地蔵様のお掃除をしていた婦人に問うと、横からの道を教えて下さった。
登り始めて直ぐにふり返ると、展望が素晴らしい。これがずっと続く尾根通しの
道なのだから言うこと無し。六甲のロックガーデンを登ってるような花崗岩の登山道で
この辺のご近所らしい年輩の夫婦は、蛇行の道ではなく露岩をどんどん直登している。
それくらい登りやすく展望もいい。途中に右に行くと展望台。瀬戸内海や姫路城も見える。
ロープウェイ山上駅前にでて、慈悲の鐘などを経て、協力料を支払うところで山頂への
説明を受け、西国霊場第27番札所である円教寺の摩尼殿に。秋の紅葉は最高らしい。
寒暖計はマイナス4℃。その右端から少し登ると赤い鳥居があり、白山権現への道が続く。


9時30分
権現裏が最高峰だが、展望は無い。ここから国の重要文化財である大講堂に進んだ。
(映画「ラスト・サムライ」ではここと、京都の知恩院で撮影の一部が行われた)


性空上人の母は源氏の出生である。峰に住む者は六根(眼・耳・鼻・舌・身・意)を清められる
と言う文殊菩薩のお告げがあり、摩尼殿上の白山で六根清浄の悟りを得られたという。
 同じ道を下るのも面白くないので、西坂を下る。ここは林道のように広い。
途中に美しい文殊堂がある。姫路工大横に出て、東洋大姫路高校の前を通ってもどる。
東洋大姫路高校の所からは、朝登った東坂がロープウェイ山上駅までよく見える。

10時30分 寄り道
駐車場にもどり、ラーメンを作って食べる。寒いときには美味い(^^)
売店が開いていたので、団子とあたたかいお茶を頂きながら、「太陽公園」への道を聞く。
車で10分ほどで着いた。東洋大姫路高校の野球グランドの真横。
太陽公園は、凱旋門や全長12キロの万里の長城、天安門広場、ピラミッドなどの世界の
遺跡を石で作っている広大な公園。昨年の秋は中国展もしていた。世界旅行をした気分。


12時30分
姫路城の前を通って加西市の笠松山を目指す。
南の方から「古法華寺」をめざし古法華自然公園に入ったモノの、駐車場から先の道は
一般車両通行止め。ここから歩くには遠すぎる。少し西に戻り北進し、東剣坂町を東進し
善防中学のところから古法華自然公園に入った。この北側駐車場からは近い。
上には吊り橋が見える。その先もデリカなら登れる坂なので進む。
古法華寺の前の駐車スペースまで行けた。

13:40
笠松山登山開始。お寺の左手から右へ登っていく道がある。
「登山道」の道標が落ちていて下からは見えない。三角形の綺麗な形の山であり、そのまた
頂上に展望台が設置されている。岩尾根の両端はすっきりと切れ落ちていて、
なんとも展望が素晴らしい。


たった30分もかからずに登れるが、この展望の良い山は気に入った。南東に善防山があり
綺麗に縦走路が見える。1山だけでは惜しい。縦走しても面白そうな山だ。
展望をゆっくり楽しんで下山。14:30

帰りは加西から中国道にのった。 兵庫50山の2つを登り、太陽公園で万里の長城も歩き、
今日はホントに良く歩きました。17:00帰宅。