【山 名】雪彦山・暁晴山


【日 付】1996年9月16日(月)
【天 候】晴れ時々曇り
【山 域】兵庫県 夢前町・大河内町
【ルート】雪彦山=雪彦山バス停前−虹の滝−洞ガ岳(大天井岳)884m
       −出雲岩−キャンプ場−雪彦山バス停前
    暁晴山=峰山高原総合レクセンター−暁晴山1077.2m
【地 図】持参せず(下記参考書持参)
【参考書】山と渓谷社「大阪周辺の山」・
      山と渓谷社「中高年の山ベストコース(関西周辺)」

妻も息子二人も家でゲームしているとのことでまた一人での山行きとなる。
それならば、自分のペースでと早めの出発。15日の午後8時30分に車に
荷物を積んで一路夢前町へ。迷うことなく午後10時30分に到着。
鳥居のユースよりに駐車。鳥居の左手にはテントが10張りほど。その奥の
小屋ではまだにぎやかにしていた。ロッククライミングのグループの様子。
いくつかのテントからはすごいいびきも聞こえる。
満天の星空。すごい。明日は晴れるぞ。車のシートを倒して寝る。

 くっきり綺麗に見える


05:30
出発。ひんやりしている。気温17度。鳥居から100mほどいくと有料駐車場
があった。鳥居の横はだめなのかなぁ。10時過ぎのバスがくるまでに下山予定と
する。看板には登山届けをユースホステルに出すようにと記してある。
戻らないといけないのかなぁと思っていると、キャンプ場の右手の小屋で登山届け
を出すところがあってホッとした。ここでロッククライミングの3人が前を行くの
でそのままついていってしまったのが失敗。下山道であった。「虹の滝」と案内板
があって初めて「しまった」と気づいた。キャンプ場のところを左に入ってすぐ
階段を登っていくのが正解の道。あーぁ。
ロッククライミングの人たちが虹の滝を過ぎて急な登りから、その後も5人来たけ
どどんどん下降していく。
私はおかしいと思い、下山道の矢印の逆行を決心。急な登りを過ぎると地蔵岳左の
道標。ここを左に行くと雪彦山から離れる。おかしい。右のコースへ。逆矢印が
あった。逆行している私には正解。急な鎖場のよじ登りは大変だった。
すべるすべる。子供たちがきていれば面白がるだろうけど。減量せなダメやなぁ。
鉾立山、雪彦山の頂のそばを知らぬ間に通過した(らしきところはあった)のか、

07:20
大天井岳(通称雪彦山)884mの祠のところに出た。やはり地図は必要だなぁ。
周囲をぐるぐると歩き回り、写真を撮った。にぎりめし2個食べる。

頂上で一休み 静かなものだ

周囲の景色を楽しむものの地図がないのでどれが何山かようわからん・・・。
楽しみ半減・・・。

07:35
下山開始。あれっ道がない。こっちも。ここも。3カ所下り始めるがすぐ崖に
なる。こわいーーー。あわてずにこういうときは元の道の確認。
あーぁ、来た道の延長上にあった。ホッ。
急な下りの開始。「きついなぁ。」の連続。久々に膝が笑い出した。ガクガク。
出雲岩のところはクライマーの記帳場のようにペイントでの日付と名前。昭和38
年のもある。どんどん急な下りを進む。
大天井岳から1時間下って、小学生の女の子を連れた家族に出会う。
「まだまだですか」の質問に「まだまだですよ」と答えてしまい、女の子は
「えーっ」と。もっといい答え方をすべきだったと反省。
時々ロッククライミングの人が見える。声を掛け合いながら登っている。

08:50
朝間違えたキャンプ場の登山口入り口に到着。朝登山届けを出したポストに下山届
を提出。ちょっと車で加賀野神社をお参りに。ここから見る雪彦山は美しい。
ロッククライミングしているのがよく見える。垂直の壁をハーケンの音を響かせて
登っている。すごいなぁ。
まだ帰るには時間がある。峰山高原の簡易保険総合レクセンターで一風呂浴びて
帰ろう。

09:30移動開始。地道で行く。途中少し迷ったが10:40到着。

10:55
目の前に暁晴山。参考書では40分とのこと。行くぞ。

11:20
あっけなく頂上到着。1077m。雪彦山の石と岩の登山と違い、
舗装路でサッサッと歩ける。
眺めは抜群。山の案内図もあり見えている山名がよくわかる。地図忘れの私には
ありがたい。大山、氷ノ山、千ガ峰、笠形山もよく見える。さわやか。
にぎりめし3個を食べて11:45下山開始。すすきも終わりかけ。
もうすぐ紅葉開始だな。キャンプの家族たちも片付けて帰路へ。空が曇ってきた。

12:05下山完了。トロンの湯へ。500円。あーぁいい気持ち。
菜地卵を土産に14:30無事帰宅。

それにしても、915.8mの主峰三辻山の三角点を確認しなかったのは心残り。
次回にはしっかり確認するぞ。(持参した2冊の本で915.2mと915.8m
と記載が違う。どちらが正しいのかなぁ)地図は必要。雪彦山は岩山でなかなか
足腰鍛えられるし、岩登りもあり好きになった。雪の季節や雨上がりは滑って
危険かなぁ。冬にまた行きたい。この辺は孫さんのフィールドかな。また孫さんの
記録をよく読んでおこっと。
7月末の剣岳・立山キャンプ一人旅から久々の山行きでした。
        
  ★ 矢問 YATOH ★