三石山
山ネット サポート山行


【日 付】 2001年4月8日(日)
【行き先】 和歌山・三石山 738m
【コース】 南海難波駅高野線 8:18発→紀見峠駅−根古谷分岐
      −カラ滝・大谷−林道出合−山頂・昼食−杉村公園吊り橋
      −高野線御幸辻駅16:13→難波駅
【天 気】  晴れ
【参加者】 合計42名 ( 視障者 11名   晴眼者 31名)

心配していた天気も回復し、良い天気になった。
難波駅に早めに着いて、今日お披露目の山ネットの「班旗」を準備する。
山ネットのマークに「良いのが出来たねぇ」とまあまあの評価にホットした。
6枚作った。5本のポールにセット。本日は3班に分けるとのこと。
初参加のくーさんは緊張している様子。「お弁当買ってきます」とのこと。
僕たちがホームに入ったときに、とっこさんがホームから集合場所に出て行った。
「おーい、遅刻やぞー」と呼び止めてセーフ。急行に乗り込んだ。
途中の駅で、ユングさん、そしてさらにどぼたんさんとも無事合流。

駅前の桜も満開
駅前の桜も満開


9:26
紀見峠駅で3つの班に分けた。僕は1班。今回コース案内役の桑島さんと歩く。
沢沿いの気持ちよい道。桜もきれいに咲いている。
越ガ滝で「奥田さんが違う道を行った」との情報。河井さんが探しに行く。
キャンプ場で待機して待つことにした。中根さんの足の調子が悪いらしい。
靴擦れがヒドイ。自分でテープと包帯で処置。カラ滝を見て大谷沿いに入ると
倒木の連続。登ったりくぐったりなかなか進まない。「写真撮ってくれ〜」の
奥田さんの声に急いで戻るときにザックの旗が倒木にひっかかりグニャリ・・・。
なんてこった・・・。旗使用の初日から申し訳ないことを・・・・。

倒木くぐりは大変 倒木をいくつも越える
倒木くぐりは大変 倒木をいくつも越える

そのあとも、道がえぐれていたりのなかなかの荒れ道。サポートする者も緊張。
僕が斜面の下にへばりつき足場確保、上から斉藤さんがフォローという体制にした。
最後の急斜面で右側の展望が開いた。あと一息だ。
11:50
頂上には他のグループが先着していた。展望はない。カシミールで四方の展望を
プリントアウトしてきたがこれじゃ同定できない(^^;)
それぞれ昼食を楽しみおかずやお菓子を分け合い楽しい一時。
自己紹介と記念写真。5人が山ネットTシャツのお披露目。13名が申し込む。

集合写真
集合写真です

13:10
下山開始。最初は急斜面のため、昼休みに桑島さんや斉藤さんがザイルの手すりを装着。
そのあとはどんどん進むが、なかなか高度が下がらない。

く−さんとどぼたん
くーさん と どぼたん

14:13
数度の分岐で隊列がのびている様子。しばし休息として建て直し。
昨年の台風の傷跡。薮こぎあり、倒木くぐりありの道が済むと山火事跡。
そこからは桜の綺麗な吊り橋が見える。杉村公園だ。
15:30
東屋のある広場で最後の休憩。桜もツツジもきれいに咲いている。

吊り橋をわたる
吊り橋を渡る

吊り橋をわたり、御幸辻駅へ。電車は出てしまい、16時13分まで約30分待ち。
トイレに行く者、ビールでのどを潤す者。
そのときに残念な光景が・・・「持ち帰ってください」の貼り紙があるのに
15人以上の晴眼者が駅のゴミ箱にザックの中のゴミを次々に捨てた。
「山ネット」の名が泣く瞬間・・。駅員がシブイ顔で見ているのに気にもせず。
グループ行動としての最低限のマナーは是非守らなければならない。
決して地元に迷惑をかけてはいけない。「山ネットともあろうものが」であり
これでは「さすが山ネット」とは決して言ってもらえない。
後味が悪い残念な光景だった。反省すべき点である。
難波に到着し、反省会に行く者と帰宅する者とに17時過ぎに別れた。

この前の山行記録は三尾山の記録です
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