筱見四十八滝から小金ケ嶽(725m)


【山 行 日】平成12年 5月14日(日)              
【行 き 先】筱見四十八滝から小金ケ嶽(725m)        
【メンバー】僕(矢問)と妻(MICKEY)+ヴァイザー(M.シュナウザー)
【天  候】曇り一時雷雨                      
【地  図】村雲 1/25,000                     
【参考図書】「兵庫県の山」「花の山旅/関西周辺」山と渓谷社

朝から曇っているが、ワンコのヴァイザーの散歩に、筱見四十八滝に行く
ことにした。家から車で40分ほどでキャンプ場駐車場に着く。
7:30
先客は1台のみ。
右端の道、トイレ左の道、さらに左の道と3本。僕らは右端の沢沿い滝巡りの道で行くことにした。
春は岩壁を埋め尽くす黄色いヒカゲツツジ(サワテラシ、ヒカゲシャクナゲとも呼ばれる)の
大群落とサクラ、コブシの花が山肌を彩るらしい。4月中旬から5月上旬が見頃。
10日ほど来るのが遅かった。80%が散ってる。
手洗滝、弁天滝、肩ノ滝、20mの長滝、シャレ滝、を過ぎて岩場を登って展望を楽しむ。
そして落差25mの大滝があり、谷を渡り、ヴァイザーも岩場や沢を頑張って登ってくる。

かあさん遅いなぁ・・・ 展望はなかなかのモノですね(^^) 


鎖場をすぎると、二ノ滝、一ノ滝とある。静かな山で、8つの小規模な滝を見ながら歩くのも良いモノだ。
滝は8つのみ。8つの滝がしじゅう流れていることから四十八滝とつけられている。だまされたというか、
シャレというか・・・(^^;)。ここで滝巡りは終わり。
どうしようかと話し合ったけど、僕たち夫婦がこれで帰るわけないか。小金ケ嶽まで行くことにした。
8:45
上部へ登っていくと、二俣。小ピークでしばしの休憩。僕たちもヴァイザーも朝食タイムとした。
展望はないが気持ちのいいところ。静かだし、こりゃいいや〜(^^)
鞍部へ下り、キャンプ場への道を左に見ながらさらに西へ進み、9:25峠山(630.6m)に着いた。
ここも展望はない。さらに西に進むと、地図にはない右への真新しい登山道。
考えて考えて地図とにらめっこして、無視して直進。しばらく行くとまた右への真新しい登山道。
今度は広いし、赤リボンが規則正しくぶら下がっている。全くふわふわの耕したところの新道。
途中から急に下りだして「・・・・???」コンパスと地図をにらめっこ。
どんどん下りながら北西に行く道・・・。「直進が正しかったのか・・」
でも川阪への道にぶつかることを地図からは読みとれる。地図に無い新道なだけに、現在地を
確定しつつ進む。新道と左右にぶつかる道に出た。リボンは右に続いている。
妻は「右みたいね」「いや、左に間違いないと思う」と僕が言い、左へ。
今度はどんどん登る。「おっ」と見上げると鞍部に道しるべが見えた。
「小倉たわに出たぞ(^^)正解、正解。あとは西へ西へ行けばいい」登りが続く。
ヴァイザーも疲れ気味の様子「頑張れよ。駄目なときは抱っこしてやるからな」と励ます。
鍔市ダムのある湖が見える展望のいい所に出たとたん大粒の雨が降り出した
「太陽ものぞいてるしレインウエアー出すこともないよ。5分ほどできっと止むよ」と妻。
なんのなんの20分も降ってた。途中の木陰で雨宿りするも、僕らもヴァイザーもびしょぬれ(^^;)
ま、ええか。
11:55
小金ケ嶽山頂に到着。雨もあがって晴れまが出ている。先客は2名。

頂上で記念写真〜 昼食タイム・後ろは三嶽


すぐ西に三嶽が見える。「懐かしいなぁ。あそこは死んだラッキー(シェルティ)も一緒に雪の中を
登ったなぁ」と思い出した。みそ汁を作ってランチタイム。

来た山道を振りかえる


ヴァイザーも食事にしたが、疲れすぎたのか嘔吐し全部もどしてしまった(;_;)
どんどん大たわからも上がってくるし、小金口からも上がってくる。小金口からの25人のグループは
僕が干してる「囲炉裏バンダナ」をみて、「URLを教えて」とメモ開始。なんか嬉しくなった(^^)
12:30
下山開始。また雲行きが怪しい。雷も鳴ってる。634のピークを少し下った広いところで15分間昼寝。
13:35小倉たわで往路で登ってきた道を左に見て直進。丸太階段を上りそして下っていき、
峠山への登りはイヤなのと雨が気になるので、時間的に楽なコースを地図で見てとることにした。
14:00
地図での十字路で南南東の道をとることにした。しばらく進むと広くて立派な道になった。
峠谷、盗人谷、アクメ谷という看板を見ながら14:20上筱見の集落の西の端に出た。
またぽつりぽつりと雨。集落の奥さん達が「いやぁ、変わった犬やねぇ」と見る人見る人
おっしゃる(^^;)。筱見観音を左(北)へ。
14:45
車の所へ到着。朝は2台だった車が10台ほどになってた。
来週の日曜日21日は「滝まつり」だそうで、その準備をされていた。
朝の散歩だけのハズが、今日は良く歩いた〜。

囲炉裏村の沢登り練習会「丹波・筱見四十八滝」のページへリンク