笠形山(939m)



1991年の夏
グリーンエコー笠形からの登山
長男小1,次男幼稚園です
虫取りがてらの登山です。
虫取りを兼ねて登るがいないなぁ
扁妙の滝付近にて
頂上 939m
つばめがたくさんいました
暑くて汗だくになりました
母はつるつるの靴だったので
尻餅ばかりでドロだらけ
このあと登山靴を買いました

あれから約8年経ちました・・・

【山 行 日】1999年(平成11年)2月13日(土)
【行き先 】笠形山(939m)
【メンバー】矢問源氏とキューブくんの2名
【天  候】晴れ、時々雪
 先月敗退した三室山に再度挑戦しようと、大雪注意報のなか、キューブ君と午後9時30分
三室へ向かう。中国道宝塚を過ぎたあたりで対向車線に大型トラックが2台横転していて
対向車線は何キロも大渋滞。道は凍結状態。

 「ちくさ道の駅」で先月は3センチほどが今回は10センチ。
スキー場の掲示板も先月は30センチが130センチに・・・。やばいかも・・・。
 中村を越えたあたりからは雪の上に車のタイヤ跡もない。これは前回と同様だけど、降雪量
が全く違う。先月は5センチくらいだったのに今回はここでタイヤがほとんど隠れる・・。
先月はココで5センチで三室の中腹では胸まで雪だった。ここで腰より上なら上は一体どんな
降雪か・・・。まるでラッセル車。ボートの様に雪を横に押しやって行く。

三室滝前では愛車デリカのヘッドライトを越えてフォグのところまで積雪。
ここで一旦停止すると雪圧で前にも後ろにも全く動けなくなりパニック。
4WDのトルク最大にしてもなかなか・・・。四苦八苦して自車が作ってきた腰高のラッセル道を
バックで下山。日名倉登山道方面の分かれ道で10センチくらいだったのでそちらへ向かう。
シャワーを浴びているような猛吹雪。またわだちも無く、志引峠でタイヤ高の降雪。
またまたやばい・・。ここは岡山県だ。峠を下っていくときには全くハンドルが効かない。
雪が座布団の役目をしてデリカごと載せて滑っていく。
それも斜め向いたり横向いたり・・。車ごと川に流されているような感じ。
キューブ君が一言「このまま車がかまくら状態になってしまいそう」。ほんまや・・・。
カードレールぎりぎりで止まることもしばしば。おそろし・・・。
登山口も腰より少ししたくらいの降雪。
あきらめた。毎年神戸の震災の子供達に雪をトラックで運んでくる豪雪地帯の東粟倉村を何とか
通過して佐用をめざす。 佐用から播但道を目指し、播但道のサービスエリアに着いたのが
夜中の3時30分。ここで3時間仮眠して笠形山を目指すことにした。
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6時30分 朝食。
晴天。周りの山が雪できれい。
グリーンエコー笠形をめざした。管理棟のおじさんに久々に会う。
登山口まで車で行けると伺い、登る。気温はマイナス3度。

9時20分 登山開始。
積雪は登山口で5センチほど。せっかく持ってきたワカンも置いておく。
昨夜の豪雪の三室と別世界。
快適。雪はサラサラ。アイゼンが要るほどでもないので装着せずに楽しむ。
キューブ君が狸の足跡を追跡しつつ登っていく。
5合目に屋根付きの休憩場所が出来ていた。動物の足跡が多い。鳥の鳴き声もきれい。
木々は雪をかぶり本当に美しい。6合目の急登も滑りながら登る。

10時8分 笠形山939メートル頂上。無風、晴天。くるぶし程度の積雪。
頂上で記念写真 樹氷とダイヤモンドダスト 昼食であたたまりま〜す

以前は何もなかったのに、ココにも2つの屋根付き休憩場所と3つのベンチ。
太陽が照って暖かく気温は1度。
展望を楽しむ。雪の山々が美しい。七種山、明神山、雪彦山、峰山、砥ノ峰、段が峰、千が峰
などが見える。どんどん雪雲が近づいてくる。付近はダイヤモンドダスト状態できらきらと美しい。
早速ラーメン作り。ライターが汗でしめってしばらくつかないで焦った。
ラーメンとおにぎりでほっと一息。

食べ終わった頃には雪雲の中に入り展望無しになった。2人登ってくる。そしてまた1人。
全く展望がきかずに残念そう。ホントに少しの時間の差で天国と地獄。

10時50分 下山開始。
11時15分神崎(グリーンエコー方面)分岐。
キューブ君と相談し、前から行きたかった笠形神社へルートをとる。
笠の丸展望台(883m)からはどんどん下る。階段あり急な坂あり。
こちらが本来の登山道なので神崎からは僕たち2人だけだったけど8人ほどとすれ違う。

11時50分 笠形神社(636m)到着。
彫刻のすばらしい本殿 中宮の彫刻もすばらしい ご神木

軒下の彫刻がすばらしい本殿。
木鼻の麒麟、松に鷹、雲に天人、雲に鳳凰などが刻まれている。
高さ50メートル、周囲9.5メートルのご神木などすごくいい感じ。
雪の情景がさらに雰囲気を出している。
姫路城を改修したときのここの桧を心柱に使ったという記念碑もある。
何時間でもいたいような落ち着き。

来た道を登る。階段がきつい。
途中、仙人滝へのコースをとるも、途中でネットをはって行き止まりにしてある。
コースやベンチは見えるのに・・・。元のコースへ。

12時40分 笠の丸へ。8人ほどが雪宿りをしていた。
12時50分 神崎分岐。どんどん下る。
13時20ズルズルと6合目の急斜面を滑りつつ、五合目到着。一休み。
ちらちら雪が降っていて、太陽の光とでとても美しい。
2合目付近の扁妙の滝見台へ。水量が少ないものの凍っていた。

このあたりから太陽に当たっていた道の雪が解けて無くなっていた。
14時15分 無事下山。
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今回も三室は敗退となった。車が雪圧で動けなかったときは焦った。
久々の笠形山はいい雪の山歩きが出来た。三室は又今度挑戦するぞ。