森林浴の日名倉山(1047.4m)


【山 行 日】平成11年5月29日(土)               
【行き先 】日名倉山(1047.4m)・・関西100名山       
       兵庫県50名山の1つ
【コ ー ス】日名倉神社−作業小屋−奥海峠−山頂−ピストン
【メンバー】矢問源氏とその妻MICKEYの2名          
【天  候】晴天    
          
今日は山に行かないのだな、とゆっくり寝ていたら
妻「さあ、この前行けなかった日名倉山にでも行こうよ」と用意を始める。
僕「おいおい、もう8時過ぎてるよ」
妻「涼しいし、11時頃から登れれば問題なし」と・・・・。
僕「標高差730mか。宮本武蔵が少年の頃この山腹を駆け回ったとか・・」

11:33登山開始
日名倉神社から林道を少し入り込んで作業小屋の上部の道の膨らみに停車。
以前にパルプさんに「だいぶ上まで車で上がれるよ」と聞いていたものの
路肩が崩れているので大事をとった。山頂まで約3700m。
路肩の問題さえなければ「頂上まで3000m」の立て札を少し過ぎたとこ
ろまで車で行けたのに。
晴天で暑いはずが、木々の影で全く暑くないし、沢沿いに歩くので風が冷たく
て汗もあまりかかない。何よりも木々香りがすばらしい。森林浴に最適のコース。
「山頂まで2700m」の所に丸太で作られた橋。
12:03休憩
「沢の音と小鳥の声が気持ちいい」「木の香りがスゴイね」「風が冷たい」と
妻は「来て良かったでしょ」を連発する。ホント来て良かった。
「山頂まで1800m」の所は少し広くなっている。「山頂まで1700m」
の所にはなんとバスの時刻表が貼ってある。「右オネミ・左マタニ」の道標も。
「山頂まで1600m」のところで広い林道に出る。地図を確認。
少し林道沿いに右へ進むと「山頂まで1500m」の立て札。標高805m
地点で「左船越山・右千草」の道しるべも。その林道から右に入り込む登山道が
現れるのでそれを登る。「山頂まで1400m」から100mだけ少し急な登り
となる。あとはまたなだらかに登る。ホントに苦しいところの少ない山だ。
12:32
「あと1000m」となった。防火帯になり始め、左手の木々がない。木々の
境界線を進む。左手の眺めがすばらしい。その上、風がとても冷たくて最高。
「あと700m」地点でしばらく休憩し、ここからは胸高の笹が続く。
「一の丸・400m」地点をすぎ、少しきつい登りを過ぎて「二の丸・210m」。
ここで今日初めて、夫婦連れとすれ違う。
13:05 三の丸である山頂1047.4m
頂上も今日は涼しいなぁ。快適だ〜 後に後山と舟木山がきれいに見える この木の綿の様な花がフワフワ飛ぶ


山頂にも2人連れがいた。静か。祠ときれいに整地して立派なベンチが数個。
立派な解説看板もベンチ前と西への道を少し下ったところにある。
美作富士とも呼ばれるだけあって、南側にはコレより高い山はなく瀬戸内海まで
の山が見えるらしい。北側には後山、舟木山がきれいに見える。北東には植松山。
おにぎりや冷やしうどん、冷やしそばなどを食べてゆっくりした。
後山のだいぶ上まで白い真新しい林道が延びているのが見えた。
13:40
下山開始。また、森林浴を楽しみながら下りる。妻は深呼吸を繰り返す。
本当に楽な山だし、日陰ばかりで暑くないし、桧風呂にでも入ってるような木
の香りはすばらしいし、沢風と鳥の声が心地よく満足した。
14:45 車の所に到着
妻「気持ちよかったけど、訓練には少し物足りないね。見えてた後山に行こう」
僕「うそ。あそこは行者山。ほら地図にも頂上の手前は急登1時間10分とあ
  るし、今日はちょっと時間も足らない・・・」
妻「晴天だし、19時までは大丈夫」と・・。後山に向かった。トホホ(^^;)