粟鹿山(962m)


【山 行 日】平成12年 5月21日(日)
【行 き 先】粟鹿山(962m)      
【メンバー】僕(矢問)と妻(MICKEY)
【天  候】曇り時々晴れ      
【地  図】矢名瀬 1/25,000   
【参考図書】「ふるさと兵庫50山」

「ふるさと兵庫50山」の29座目の山は山容も展望も丹但国境の主峰格の粟鹿山。
朝起きて「今日はどこか行かないの」の妻の声に「えっ、今週も行くの。出発が遅いなぁ・・・」
といいつつ、用意して8:30に出発した。
運転開始1時間ほどして気持ちが悪くなってきた。「なんかムカムカする・・・」調子が悪い・・。
11:00 
当勝神社の前にはこの5月の連休にも来た。鳥居の右にも大きな駐車場。
鳥居のすぐひだり少し奥には自然の家利用者専用駐車場。その左には自然の家への舗装路。
看板には「自然の家には徒歩で」と書いてある。この道は車で行ったらダメなのか??? 
行ける所まで行け〜、とその道を行く。自然の家からさらに数分行くと本にあるイノシシよけの扉。
「開放してあるぞ??」さらに登っていくと綺麗なトイレ。周りで数ファミリーがバーベキューをしている。

右:綺麗なトイレ+休憩室


駐車場に車を停めて綺麗なトイレへ(^^;) 凄く木の良い香り。木のチップで浄化する。
トイレから右は滝巡りの遊歩道。左の林道の右に走る登山道へ。
溝のような細い道。雨だとどろどろになるだろうなぁ。
すぐ上でチェーンソーの音。木を切ってる。
「やっぱり気持ち悪い。吐きそう」といいながら木陰の道を登っていく。
11:30
展望の良い岩場に出た。「ちょっと休ませてくれ〜」いつもの僕とは全く違う。
「カメよりひどいナメクジ状態やねぇ。車で寝てたらど〜ォ。私が三角点まで行って来るし」と妻。
「1人で行くな〜」とシシよけの扉を開けて進む妻を追う。
北岳の麓でも見た花に蜂がとまってた。

「ギンリョウソウが多いね」


林の中の道で良かった。炎天下なら最悪のバテ状態となったろう。
12:30
ガードレールを越えてアスファルト道に出た。左に展望台。展望を楽しむ余裕はない・・・。
展望台の上で「悪いけど少し寝る。気分が悪い。」「顔が真っ青よ・・・」「Zzzzz・・・」
13:15
目が覚めた。さっきまで晴れてたのに曇ってきた。アスファルト道を2キロ登らないとならない。
「雪崩に注意」とかガードレールが4本も重ねてあったり、この辺は雪が深いのだろう。
13:40

頂上で精一杯の笑顔(^^;)


やっとの事で頂上に着いた。なかなか眺めはいいが、楽しむ余裕はない。気持ちが悪い。
「悪いけど自分でラーメン作って、おにぎり食べてね。僕は寝る」
僕の分までラーメンを作ってくれてた。妻に山で食事の用意をしてもらったのは初めて(^^;)。
ゴメンゴメン。
14:40
下山開始。何とか進まないと。雲行きがあやしい。雷もなってる・・・。
15:30
展望の良い岩場まで来た。妻を待つ。リースをつくるツルをとりつつの下山で僕よりゆっくり下りてくる。
15:50
車の所までやっと着いた。ああ、まだ気分が悪い。トイレに行ったが、大もでないし、吐くこともできない。
ムカムカ・・・。

車で走り出して、9号線の手前の薬屋で胃薬を買い、薬屋の前で60分も寝た。
「さて」と出発し9号線に入るやいなや、ムカムカの限界。「ビニール袋くれ〜」「はいっ」ともらった瞬間、
「ゲボッ」「ゲボッ」「ゲボッ」「ゲボッ」と驚くほどの量が・・・。「運転かわるよ」と妻。ありがたいけど・・・。
5年以上運転してないし・・・怖い・・・(;_;) 「やっぱり僕が続行する」
車を必死で停めて、小休止。吐いてマシになった。
9号線沿いの凄く綺麗な「やくの温泉(600円)」でさらに休息してから帰った。
今日は今までで始めてのナメクジ歩きと昼寝だらけの登山だった〜(;_;)