【播磨】白岩山から高畑山


【日 程】2015年6月13日(土曜日)
【山 域】神埼郡神河町 猪篠地区
【コース】猪篠地区・東コース西コース分岐点~東コース・林道
     ~登山口-白岩山(973m)-北尾根-Ca981m-高畑山(983.7m)
     -白岩山-西コース-東コース西コース分岐点
【メンバー】MICKEY・矢問
ヤマツツジや多くの花が咲く少し前に登ろうと思っていたが、時期を逃してしまった。
しかし遠くもないし、暑くなったので植林帯の日陰が多い山もたまには良いだろう。

家をいつになくゆっくりと6時前に出た。コンビニで朝食をとって、中国道と播但道を走り、
生野北で下りる。

猪篠のバス停を過ぎたら猪篠地区へと東に進む。1人の男性が歩いて同方向に進んでいた。
今日は同じルートでピストンをしたくないので、東ルートと西ルートの分岐点横の畑と植林帯側の
ふくらみに駐車した。
   
   
7:20
東ルートに向けて出発。シシよけゲートを開け閉めして林道を歩く。
神崎町猪篠配水池がある。沢水はなかなかの水量。先日の雨の影響かもしれない。
間伐が行き届いた植林斜面。林道の周辺にはミツマタの木が沢山ある。

後ろから乗用車が1台走ってきて僕らを抜いていった。長い登りの林道。「ゆっくり登ろう」
休憩していると、先ほど下で見た男性が後ろから来たのでご挨拶。先に進んで行かれた。

8:00
水場がある登山口。林道で僕らを抜いていった車がカーブのふくらみに停まっていた。

水場で先ほど挨拶した男性が顔を洗っておられた。僕らも水を飲んで、先に出発。
左手の小さな橋を渡って急登の山道に入る。杉の植林帯で陰だから良いものの、なかなか
キツイ登り。「ゆっくりモードで登ってくれ~」と先に登るMICKEYに頼む僕。
   
   
途中で休憩していると、水場にいた男性が「キツイですね」と登ってこられ先に行かれた。
涼しい風が吹くので気持ちが良いのだが、沢筋が近いためにブヨなど虫が多い。
虫除けスプレーとハッカ水を、二人とも顔や服にふりまくってやられないようにした。
杉からヒノキの植林帯に変わった。
斜面には花期が終わりかけているもののフタリシズカがとても多いのが目に付く。
   
   
8:40
広い登山道に出た。少し左手(西)に進むとシシよけネット。通常はそのまま西へ進んで
西ルートとの合流点で北東尾根を進んで山頂に行くのだろう。
先行者もそうしたに違いない。地形図には昔のここから北へ山頂へ直登する破線がある。
今はそこにネットが張られている。「直登しよう」ネット沿い右側を登って行くことにした。

鹿の足跡がかすかにある程度。大岩が1つ2つと出てきてそれを巻く。古いネットにも
はばまれたが、倒れているところがあったので上へと進んだ。低いササとさらに大きな岩。
「間に進めるルートがありそうよ」とMICKEY。左手に行くと、なるほど下からは見に
くかったが間を斜め右に進めるルートがある。これを抜けて左に行けば山頂だ。
   
   
 9:00
白岩山の山頂に着いた。説明板とその後ろには木札が沢山ぶら下がっている。

先行の男性が「あれっ、どこから登ってこられたのですか」と驚かれた。
「直登ルートです」と説明。展望が良いものの、スッキリせず遠くが霞んでいる。
気象庁が6月には珍しく黄砂が来ていると今朝ニュースで言っていた。「黄砂め!」

背中が汗でびっしょりの二人。涼しい風をうけつつ、展望を楽しみながらしばらく休憩。
「これで帰るのよね」とMICKEY。「まだ早いし、尾根歩きで高畑山でランチにしよう」
   
   
9:30
植林の尾根筋の右側を進み、南側の展望を楽しみつつCa981m。
ここから植林帯の尾根筋を北進。涼しい。鳥の声が心地よい。

9:40
高畑山。1984年に日本無線が施工した高畑山反射板のある山頂。

今日も先週に続きお茶漬けランチ。
黄色スズメバチがMICKEYの近くから離れない。「うわ~っ!!」とMICKEY。
「手で追い払わず、しゃがんでゆっくりともと来た植林帯に入れ!」と僕。
   
   
涼しい植林帯でランチにした。ブヨが多いのが玉に瑕。「蚊取り線香を忘れたなぁ」
虫除けスプレーとハッカ水で撃退した。
無線機をつけてみると、どのチャンネルも不法無線の交信の感じ。
まだ朝が早いせいか、アマチュア無線局は静かだ。

10:20
「さあ、下山しよう」「西ルートで下るのよね」まずは白岩山まで戻る。
   
   
10:45
白岩山。誰もいない。

「朝、記念写真撮らなかったから撮ろうか」とMICKEY。写真を撮ってから南西尾根を下る。
下りは西ルートである。岩場にほんの少しヤマツツジがまだ咲いている。

木の枝をくぐりながら下る岩尾根ルート。時々展望が開く。植林帯に入り南下地点に注意
していたら、ネットが張ってあり、間違いようがないものの、地形図の南下破線とは違う
新しいルートのようだ。涼しい風が吹いているので最後の休憩タイムをとった。
   
   
11:05
南下開始。ジグザクに植林急斜面に土止め丸太でルートが作られている。
グングン下るのは良いが、ずっと斜面下りで足が疲れてくる。
集落に近づくと、登りの時同様にミツマタの木が増えてきた。

11:35
ゴミが周囲に目立つシシよけドアを開け閉めして、集落の道へ出た。
ここから左へ5分進むと駐車地点だ。

車のクーラーをガンガンかけて集落を抜けて行った。国道312号に出て、自販機機の
コーラのペットボトルを買い、二人とも一気飲み。「あ~、生き返った!」

地道で帰っても40分ほどの差なので、地道で帰ることにした。コンビニでコーヒーブレイク。
先週、山ネットで登った虚空蔵山の西側の立杭の道を走り、14時20分自宅着。
   
   
   
   
   
 本日のルート
 
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