西播磨】後山からドウダンツツジ終盤の雄鷹台山


【日 程】2014年5月3日(土曜日)
【山 域】兵庫県赤穂市 雄鷹台山(253m)
【コース】坂越駅前-高山・雄鷹台山登山口-後山(251.1m)
      -雄鷹台山(253m)-大師堂-播州赤穂駅
【メンバー】MICKEY・矢問
GWの人混みを避けて静かな低山を午前午後に分けてのんびり登る予定で、朝3時半
起きて赤穂へと向かう。流石にGWで朝4時過ぎの中国道や山陽道の車の数は多くSAやPA
で仮眠をとる関東方面の車も多い。

三木SAでかるく朝食をとり、坂越駅前の駐車スペースへと向かう。
   
   
5:55
坂越駅前。坂越散策マップという絵看板がある。
トイレをお借りしてから、道ばたの草花を見ながら浜市第2踏切を渡り、山裾の細い川沿
いを歩く。「おはようございます」地元の女性が朝のお散歩をされていた。

西山寺を過ぎて左手に「高山・雄鷹台山登山口」があった。まだツツジも咲いている。
細い登山道を登り、鉄塔を過ぎて振り返ると千種川とともに坂越湾も見え始める。

下から赤いものが見えていたが、それは赤い4WD車らしき車の残骸だった。
「こんな所に車?」とMICKEY。「林道や防火帯を走っていたのかも知れないな。」と僕。
次の鉄塔を過ぎてしばらくするとまた右手の木の陰に車の残骸が放置されていた。
   
   
木々が払われて道が広くなる。未舗装のデコボコ2車線くらいの防火帯だ。
えっちらおっちら登る。まだ気温は低いのに体は熱くなる。
防火帯の縁を見るとサルトリイバラがあちらこちらに多い。
途中に砂子へと下る新道がある。少し見に行くと展望が良い。
駅前の僕の車も見える。坂越裏の生島も見える。

低山ながら緩やかなアップダウンが続く。赤やピンクのツツジの花が綺麗だ。
モチツツジ、ヤマツツジ、そしてミヤコツツジだろうか。
   
6:55
後山(251.1m) 休憩しつつ展望を楽しむ。また広い防火帯を進むとすぐに分岐。
MICKEYが先に進んでいるのは高山方面。「お~い、右にぐっと折れないと!」と僕。
道標があるのにMICKEYは見落としていたようだ。
   
   
7:25
赤穂小学校の登山記念碑のある雄鷹台山の山頂。
東屋の所で男性が体操されていた。鉄棒もある。
鉄棒の前のベンチで播磨灘の展望を楽しむ。
右手(南南西)には父が元気だった頃に家族で来た赤穂城址が見える。
その向こうには赤穂発電所の白煙が見える。

さて、下山開始。ここから南への登山道は4月中旬位には、植栽されたドウダンツツジの
白い小さな花のトンネルがつづき、11月末にはそれが真っ赤な紅葉となり美しい登山道
として地元の人に愛されている。
   
   
今日はもう5月なのでここのドウダンツツジの白い花も終盤ではあるが、所々にまだ
かわいい白い花を沢山つけていてくれた。「かわいいね~」とMICKEY。
クロバイやその他の木々も花を沢山付けていて青空に映えている。

地元の人らしき。女性が一人二人と空身で朝の散歩のような感じで登ってこられた。
お一人はしゃがんで花の写真を撮られていた。
その女性はしばらくして下ってきて「珍しい花を見つけたのよ」とデジカメの写真を見せ
て下さった。もう25本ほど見つけたらしいが、初めて聞く小さなラン系の名前だった。

登山道に大きな岩がありその周囲には石仏がある。ここからはずっと石仏が点在する。
四国八十八ヶ所石仏巡りコースとなっていて、この山を御大師山とも言うそうだ。
   
8:20
下にスーパー・イオンの見える細い石段を下って行くと、大師堂がある。
そこから石段を下ると赤穂駅から来た場合の登山口。縦走しても3時間弱の低山。

今日はまだ次の登山がある。アスファルト道を歩いて坂越駅に戻るのではなく、ここから
すぐの播州赤穂駅へと歩き、8:44発の電車で1駅3分、坂越駅へと楽して戻った。

「さて次はここから近い、天下台山へと移動しよう」と車を走らせる。

冬にオイスターシスターズが頑張っている船曳商店さんから牡蛎を送って貰っている
「坂越の牡蛎」。「坂越港も見よう」と寄っていくことにした。ここでは毎年10月の第2
日曜日に船祭りが行われる。大阪天満宮の天神祭、安芸厳島神社の管絃祭とともに
瀬戸内海三大船祭りの1つ。海岸沿いに走り、久しぶりに「赤穂しおさい市場」にも
寄ったが、時間が早すぎてまだ店は開いていなかった。「残念!」
   
   
   
   
   
   
   
 本日のルート
 
   この1つ前は「【芦生】芦生の森・調査観察区画の防鹿ネット上げ作業 2014」の記録です